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あとがき
明るい誰もが楽しめる話を書きたかったのですが、闇の住民であるため、結局ダークになってしまいました。
でも。
前向き(かなぁ)な結末にはなったのではないかと。
男と主人公は、新しい関係性に踏み出せたのではないかと。
男はこれからもずっと天然タラシの主人公にヤキモキしていくんだろうな、と思います。
主人公は一見普通の人生を歩みながら、目の前にやってくる闇や呪いと戦っていくんだろうな。
主人公は負けないです。
だって負けると思ってないからです。
こういうモノと戦って負けるのは負けを認めた時だから。
逃げられないを書くのは楽しかったです。
主人公と、犬男(皆さんにそう言われているので私もそう呼ぶようになりました笑)の受けが攻めを愛でる関係性はとても好きです。
決して報われることのないドクターの恋も楽しかったです。
内藤くんはクールに冷たく、僅かな人にだけデレて欲しいですね・・・
ナツはめちゃくちゃお気に入りでした。
ユウタは呪いのまま死にました。
でも、ユウタもまた、主人公がそうなっていたかもしれない姿であり、犬男がそうだったモノなのかもしれないのです。
ナツがそうなっていたかもしれないし。
呪いは私達と共にある。
そう思ってます。
楽しかったよ。
楽しかった。
それでは。
自分のために、そして、こういうのが好きという人のためだけに書いてます。
読んで下さってありがとうございました
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