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第2話

「春楓、もう帰ろうか」 「あ……お、おう……」 はると先生に声をかけられ、ぼくは先生っぽく言った。 はるか先生からいつもはるき先生とはると先生と3人で帰っているという話を聞いて、ぼくはおふたりの仕事が終わるのを職員室のはるか先生の席で日誌を眺めながら待っていた。 どうしよう。 ずっとこのままだったら、どうしたらいいんだろう。 悠太郎と一緒に暮らせなくなるなんて、絶対嫌だよ。 「どうしたの?何か……いつもの春楓と違う気がする……」 「うわぁぁっ、な、何だよ、いきなり」 職員室を出ると、不意にはるき先生が背後から抱き締めてきて、ぼくはびっくりしてしまう。 「もしかして春楓、具合悪いのに無理してたとか?……熱、あったりしない……?」 「わぁっ!?」 はるき先生に抱き締められた状態ではると先生がおでこをくっつけてくる。 こんなに近くではると先生のキレイなお顔を見た事がなかったから、すごくドキドキしてしまった。 「……なさそうだね。コンサートの練習で疲れちゃったのかな。今日は早く寝た方がいいよ」 そう言って頭を撫でてくるはると先生。 おふたりとも、普段こんな感じなんだ。 はると先生はそんなに変わらないけど、はるき先生はいつもより優しい気がした。 ……………………………………………… 先生方のお宅に帰ると、はるき先生がご飯支度をしてくれて、ぼくはその間にシャワーを浴びさせていただく事になったんだけど……。 「ありがとう、春楓。次は僕の番だね」 はると先生も一緒に入る事になってて、ぼくは先に洗うようにはると先生に言われ、先生の背中を流していた。 3人で入っても狭くなさそうなすごく広いお風呂は、テレビで見るような温泉の個室風呂みたいな感じだ。 「おいで、春楓」 イスに座ったはると先生が、ぼくに膝の上に来るように言う。 その甘く優しい声と、白くてダビデ像みたいなキレイな身体。 はるか先生の身体だからなのか、ぼくは生まれたままの姿のはると先生にドキドキし、興奮してしまう。 「ひゃ……ぁっ……!!」 言われるがまま膝の上に乗ると、興奮しているはると先生のとはるか先生のとがちょっと触れただけで気持ち良くなってしまう。 ううっ、はるか先生の身体、敏感過ぎるよ。 「ふふっ、背中洗い終わるまで待っててね、春楓」 そんなぼく……というかはるか先生に、はると先生はいつもの優しい笑顔を浮かべてキスをすると、背中を流し始めた。 「ん……これでいいかな。あ、大事なトコロを忘れてた……」 「や……あぁ……ッ……!!」 はると先生が指にボディソープをつけると、それでお尻に触れてくる。 「ココもちゃんとキレイにしないとダメだよね……」 「あっ……やぁ……っ、んんッ……!!」 入口を撫でられてすぐに先生の白くて長い指が入ってきた。 くちゅくちゅと音を立てて出し入れを繰り返され、ぼくは強烈な快感に襲われてしまう。 「……可愛い、春楓。大好きだよ……」 「はぁっ、あぁ……っ……!!」 どうしよう。 ぼく、はるか先生の身体でお尻を弄られてイッちゃった。

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