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第9話
5階にある威の寝室に連れて来られた碧唯は、威に服を全部脱ぐように言われ、それに従うしかなかった。
「あぁ……何て可愛らしい……」
透き通るような白い肌に脂肪のついた身体。
射精した跡もそのままの状態で晒した恥ずかしい姿を、威はうっとりとした表情で眺めている。
「男の子なのに胸があるなんて可愛すぎます」
「やあぁ……っ……!!」
碧唯の背後に立つと、威はその脂肪の詰まった胸を揉みしだく。
「僕、君みたいな可愛い男の子しか愛せないので女の子の身体はよく知りませんが、それなりの大きさはありそうですね。この弾力、素晴らしいです」
「あぁっ、あう……っ……!!」
長く綺麗な指が自分のだらしない身体にめり込むように触れている。
その事実が碧唯を興奮させてしまっていた。
「乳首は陥没してるんですね。ココを刺激されたらどうですか?」
「ひゃんっ……!」
指をぐっとそこに押し込まれ、そのままぐりぐりと弄られる。
(あ……こんなの……知らなかったけど……めちゃくちゃ気持ち良い……っ……!!)
部屋の中で見ていたアダルト動画は男女のノーマルなものばかりだった碧唯にとって、それは未知なる快感だった。
「どうやったら出てきますかね、可愛い君の乳首、ぜひ見たいです……」
「ふぁ……あぁっ……!!」
耳元から首筋を舌で舐められ、乳輪をギュッと摘まれる。
「あっ、出てきました。周りをぎゅっとすればいいんですね……」
「あぁぁっ!!」
両方同時に摘まれると、その小さな乳頭が顔を出す。
威はそれを指で挟むと、抓るように刺激してきた。
「子豚ちゃん、今の気持ち、聞かせて下さい……」
「ふぇ……っ??」
「ご主人様に陥没乳首を出されて可愛いがってもらえてどうですか?と聞いているんです……」
「あっ、あぁ……っ!!」
空気に晒されるだけでぞくぞくしてしまうのに、威の指の中で転がされるように弄られて碧唯は何も考えられないくらい気持ち良くなってしまっていた。
「答えないともうしてあげませんよ?」
「や……嫌です、もっと、もっとして下さい……っ……!!」
「言葉遣いがなっていませんね。もう一度チャンスをあげますから、きちんとご主人様にお願いして下さい」
「あう……っ!!」
一層強く摘まれ、碧唯は身体を震わせる。
「……あぁっ、ご、ご主人様、お願い、お願いします。すごく気持ち良いのでボクの乳首をもっといじめてください……っ!」
(ボク……なんて恥ずかしい事を言っちゃってるの……?でも……もっと触られて気持ち良くなりたい……っ……)
「ふふっ、ふふふっ、何て可愛いおねだりでしょうか。合格です」
満足そうに笑うと、威は碧唯をベッドに倒し、飛び出させた可愛らしい乳頭を口で包む。
「んあぁぁっ……!!」
瞬間、碧唯は2度目の射精をしてしまい、自分の身体だけでなく威の服にも飛び散らせ、汚してしまった。
「はぁ……っ、ごめんなさい……」
それを見つけると、恥ずかしさと申し訳なさで涙目になりながら謝る碧唯。
「ご主人様の服を汚してしまうなんてイケナイ子豚ちゃんですね。そのお口で綺麗にして下さい」
「は……はい……」
気持ち悪いと思いながら、威の黒いTシャツについた自分の精液を舐める。
(美味しくない……でも……この人に見られてボク……すごくドキドキしてる……!!)
「うんうん、良い子良い子。とっても可愛いです……」
Tシャツに碧唯の唾液がつくのを、威は頭を撫でながら嬉しそうに眺めていた。
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