コテージに着くと、ふたりの姿はなかった。 「向こうも今日はここに帰らないみたいですね」 一機からもらったポーチに入った化粧品を鞄に積めていると、威がスマホの画面を見ながら話す。 「そうなんですね……」 途端に、碧唯はこの場所が誰にも邪魔されないふたりだけの空間になる事を意識してしまった。 「子豚ちゃん」 そんな碧唯に気づいた威は口元に笑みを浮かべると、その指で碧唯の顎を持ち上げる。 「予定変更です。メイク、落としてきてもらえますか？」 「え……」 「今の君も可愛いですが、僕は何の飾りもない、素顔のままの君を愛したいんです」 「……は、はいっ……」 大きな瞳を丸くした後、碧唯の顔は威の言葉で一気に紅くなってしまう。 （どうしよう、どうしよう……） 洗面所でドキドキしながら顔を洗ってタオルで拭いていると、威の足音が近づいてくるのが分かった。 「ひゃんっ……！」 音はすぐ傍で止むと、スカートを捲られて臀を撫でられる。 「下着……脱がせておきますね……」 碧唯が履いていた赤色のTバックを足元に落とす威。 「ココも……更にお肉がついてとっても美味しそうです……」 「や……んんっ……！！」 臀を甘噛みされる感覚。 タオルで顔を拭いて後ろを見ると、威はスカートの下にその顔を隠して碧唯の臀を愛撫していた。 「女の子の格好をしているのにこんなにして……イケナイ子です……」 「あぅっ、ごめんなさい……っ……」 臀に触れていた手が碧唯のオスに伸びる。 その先端は既に濡れ、ワンピースに染みを作ってしまっていた。 「……ですが、今日はご褒美をたくさんあげると言いましたのでお仕置はしません……」 「ふぁぁ……っ……！！」 顔が見えない状態で威にオスを咥えられ、碧唯は身体を震わせてしまう。 「あぁっ、ご主人様ぁ………っ……」 扱かれながら音を立ててキツく吸われると、あっという間に絶頂を迎えてしまう。 「ふふ……っ、その顔、とってもいやらしくて可愛いですよ……」 「はぁっ、んんン……っ……！！」 スカートの下から顔を覗かせた威は、立ち上がって碧唯に何度もキスをしながら前開きになっているワンピースのボタンを外していく。 「撮影しながらずっと思っていました。この柔らかな胸を思うがままにしたいと……」 「んぁぁっ……！」 ボタンを全開にしたところで両胸を掴み、むにむにと揉みしだく威。 お仕事は毎日していたものの、こうして身体に触れられるのは久しぶりだった碧唯はその行為に敏感に反応してしまう。 「やはりこちらも少し大きくなっていますね。日本に帰ったら新しい下着を買いましょう」 「うぅっ、恥ずかしいです……っ……」 「恥ずかしい思いをした方が子豚ちゃんは気持ち良さそうにしていますよ……」 「んんッ！！」 乳輪を強く押されて陥没した乳首を露にされ、それだけで感じてしまうのに威の指がそこに更なる刺激を与えてくる。 「あっ、あぁっ、ちくび、ちくび気持ちいいです……っ……！！」 「子豚ちゃん、恥ずかしいと言いながらそんな大声を出すなんて……はしたないですよ……」 「ひゃぁん、ごめんなさい、ボクっ、きもちよくて我慢できな……んぁぁぁっ……！！」 両方の乳首を愛撫され、そのボリュームをほんのり増した胸を甘噛みされマーキングされると、碧唯は再び絶頂を迎えて射精してしまう。