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正義の味方4

 「言いたいことがあれば言ったら言えば?・・・まあ、言えないよね」  僕は笑った。  僕は殺した後のお楽しみの最中だった。     もちろんガキとのセックスに決まってる。  ガキは苦しげに呻いていた。  僕のを喉に押し込まれて。  頭を押さえつけて、ガキがえづくの気にせず、喉の奥をさらに犯す。   ここで動くと気持ちいい。  涙を流し、苦しげな様子も、ガキだけ服を剥いで全裸にした身体も、全部がエロいってことをこのガキはわかっているのだろうか。  僕は軽くズボンをくつろげたままで、全裸のガキの喉を楽しむ。  可愛い。  喉の奥で回せばさらに苦しげな声が出て、たまらなくなる。  「・・・僕のすることが気に入らないんだろ、どうせ」  声が怒りで震える。    ガキは何も言わないけど責めていた。  僕が殺すのを無言でずっと責めていた。  それが許せない。  仕方ないのはわかっているのに。  ガキには他人の悲鳴や苦痛が楽しめないのはわかっているのに。  がむしゃらに腰を叩きつけた。  ガキが呻く。   涙も鼻水も垂れ流しにしながら。  ああ、気持ちいい。  でも、辛い。  ガキが苦しそうなのがつらい。  僕はすごく気持ちいいのに辛い。  酷いことが大好きな僕が、ただ一人コイツには辛い。  でも、しちゃうけど。  喉犯したり、泣いてもセックスし続けたりとかくらいは。  たまに首締めたりする・・・くらいは。  でも、それだけだ。  いや、たまに・・・訓練で心臓を撃ったりするか?  それ以上は絶対にしない。  そして僕は今、とても腹立たしい。  「優しく甘やかしてやりたいのにお前が!お前が・・・僕を責めるから!!」   僕は怒鳴った。  ガキは何も言ってないのに。  ガキがこれを認められないことはわかっているのに。  そうだ、これは僕の八つ当たりなのに。  容赦なく動いて、ガキを苦しめながら気持ちよくなる。  苦しくなるように動く。  ガキの口の中はあたたかくて気持ちいい。    苦しいだけのガキに、それでも泣きそうになるのは僕だ。  本当に可愛いんだ。    気持ちいい。  苦しい。  可愛い。  気持ちいい。  苦しい。  僕もぐちゃぐちゃになる。    喉の奥で出す。  ガキはムセながら飲んだ。  そう教えたから。  僕が全部教えた。  出し終わったそれを、綺麗に舐めることも。  舌で綺麗になめとり、吸うことも。  何もかも教えた。  キスから全部。  ゆっくりとガキの口から、引き抜いた。  僕は膝をついてムセるガキをだきしめた。  ガキは苦しげに息をしながら、僕の背に手をまわしてくる。  また、背が伸びて、今では僕より頭半分くらい高くなってしまったので、まるで僕が抱きしめられているかのように見える。  「・・・気がすんだ?大丈夫、俺はあんたを嫌いになったりしないから」  ガキが俺に囁いた。  苦しいくせに。  優しい声で。  何故、そんな声をだす。  何故そんなに優しくその手は僕の背中を撫でる。  苛立ちと甘さ。  悔しいくらい、ガキの声も指も甘い。  

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