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正義の味方5
「・・・挿れさせろ」
僕は囁く。
ガキは自分から床に膝をつき四つん這いになった。
嫌がらない。
慣れているから。
尻を高く上げ、淫らに僕を待つ。
前はガチガチに勃起し、震えながら前から零し続けていた。
可愛い穴は期待にひきつきながら僕を待っていた。
淫らな光景だった。
僕の。
僕の入る場所。
ローションだけは注ぎこむ。
この部屋ですることは決まっているから常備してある。
ここでするのは拷問とセックス。
ガキを拷問するわけはないけれど、拷問とセックスはセットで、僕がガキしか抱かない以上、ガキはここで僕に抱かれるしかない。
僕は慣らしもせずに、良く知るそこに突き立てた。
まだ硬くキツイけれども、毎日可愛がっているそこは僕を受け入れた。
「うくっ・・・」
ガキが衝撃に耐える声を聞きながら、躊躇なく押し入れた。
殺した後は、何度でもイケる。
さっさガキの喉にだしたところなのに、僕のはもうガチガチだ。
乱暴にしかしてやれない。
そんな気分にしかならない。
ても、後で、後で、優しくしてやるから。
めちゃくちゃ優しくしてやるから。
穴は暖かく、気持ちよかった。
ああ、・・・コイツ本当に気持ちいい。
どうせ乱暴にしても、ガキは乱れるから、好きに動いた。
「・・・ああっ・ああっ!!」
声を上げ背中をそらせる。
強引につきいれられてもガキは感じる。
ガキはド淫乱だ。
僕が仕込んだからな。
隣りの椅子には、レイプ野郎が両手を切断され、目まで繰り出された死体があるのに、それでもこんなに乱れられる程の、ド淫乱だ。
血だまりは、ガキのすぐ先にあるのに。
レイプ野郎が最後の悲鳴をまるでイく時みたいに声をあげて、とうとう動かなくなったのはほんの少し前なのに。
そんなところで抱かれて乱れて欲しがるガキは・・・可愛い可愛いド淫乱だ。
喉を犯されて苦しくても、ガチガチに前を勃てるほどに、強引にされて痛くても、先から零しながら乱れるド淫乱だ。
なんて可愛い。
乱暴に突けば作ったほど、ガキは泣いて叫んだ。
「いいっ!!・・・ああっ・・・もっとぉ!!」
欲しがって腰を振るのが、中からしぼりとるように絡みついてくるのがたまらなかった。
激しく突き上げる。
ただ貪る。
獣のように。
「・・・ダメ・・あっ・・・イ・・く」
ガキが床に爪をたてた。
奥を楽しむ。
蠢き、まとわりつくそこは僕を放さない。
こんなとこまで、コイツは気持ちいい。
「ああっ!!」
ガキは声を上げた。
ほら、苦痛があってもガキは楽しめる。
可愛いマゾヒスト。
僕が育てた通りに。
白濁を吐き出しながらガキがイく。
締めつけられ、蠢く感触に僕ももっていかれる。
「お前、ホント、いい・・・」
中で放ちなから呻く。
堪らなくいい穴だった。
この穴が良かったから、僕専用の穴にしたのだ。
今は「専用の穴」じゃガキはないけれど。
気持ちいいことには、すごく具合がいいことには・・・変わりがない。
「・・・お前じゃないとダメだ。もう・・・死体なんかじゃ満足できないし・・・生きてるヤツでもお前よりは良いヤツはそうはいない」
僕は心の底から言った。
ガキと会う前は、こわがってぐちゃぐちゃ泣くヤツとするのは醒めるので、好みの男を殺してやってた。
でも、生きていて楽しんだあと殺した男達でも、どいつもこいつもガキみたいに具合のいい穴じゃなかったよね。
心の底から誉めたつもりで言ったのに、ガキが振り返って、睨みつけてきた。
なんで怒る。
お前がいいって言っている。
「変態!!」
罵られた。
それを言うならお前もだ。
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