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正義の味方6

 生きたままの切断は血を部屋のあちらこちらに飛び散らしていた。  拭いはしたけれど、僕の服や身体には血がこびりついているし、血の匂いがする。    拷問は楽しいけれど後片付けがね。  やはりわざわざここに連れてくるより、現場で痛めつけるのが一番だけど、現場で血止めしながら長く苦しめるとかは出来ないし、道具も限られる。  なのでここを使ったんだが・・・。  でもココだとガキは嫌がって手伝ってくれないから掃除は一人でしなきゃいけないし。  殺人鬼だってお掃除はしないといけないのだ。  部屋をクリーンに保つのは僕がしなければならないのだ。  映画の連続殺人鬼だって一生懸命掃除はしているはずだ。  血とかとりにくくて、色々大変なんだよ。  ただ、今は電話一本で死体そのものは処理はしてもらえるから、昔よりは楽になったとは思うけど。  「・・・お前だって変態だろ、こんな部屋で、こんな死体の隣で、こんなによがれるくせに」  僕はガキの中で再び動き始めながら言った。  何度でもイケる。  ガキのソコは僕のを欲しがり、蠢くから。  さっきこの中で出したモノのせいで僕が動くたび水音がする。  いやらしい音。  もっとだす、ガキの中に全部出す。  ガキの中以外では出さない。  飲ませるかここで出す。  そう決めている。  「・・・」  ガキが泣く。   声を殺して。   僕が変態だって言ったからか。  僕は慌てる。  これは違う。    こういう風には泣かせたくない。  「・・・悪い。ごめんね。コレはお前のせいじゃないよね」   僕は必死で謝る。  ガキが受け入れられないことを必死で受け入れてくれているのは知っているのに。  僕が人を殺すことも。  殺した後の死体の横でのセックスも。  全部ガキには不本意なのは知っているのに。  「ごめんなさい。ごめんなさい」  僕は言った。  僕か謝るのは、この世界でただ一人このガキだけだ。  謝るくらいなら殺してきたこの僕が、ガキにだけは謝る。  ガキは何も言わなかったが、僕が背中に唇をソッと落とした時には大人しく受け入れてくれたから、多分許してくれたんだと思う。  「・・・動くよ」  僕は出来るだけ優しくは言った。  でも、また激しく貪ることを止めることはできなかった。  抉るようにそこで楽しむ。  ガキの身体は面白い位感じて震えた。  可愛い。    床に転がったレイプ野郎の眼球が一つ、コチラを見ているのに気付いた。  まあ、見せてやろうと思った。  少なくとも僕にはコイツを断罪する資格はないのだし。  コイツで散々楽しませてもらったのだし。   お前をいたぶるのは本当に楽しかった。    思い出したら、また凶暴な性欲か満ちてくる。  ガキの中をえぐるように動かずにはいられなかった。  抉って、刺して、乱暴に揺さぶる。    「・・・っ、ああっ!!、はあっ!!」  僕の動きに合わせ、鳴くガキを、おもいのまま貫いた。  ガキは喰いちぎりたくなるほど・・・かわいかった。

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