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解除 1

 まだ本当に若い信者だった。  だから、セックス解禁だった頃の信者ではなかったのだろう。  だから可哀想に後ろの穴の使い方がわかってない。   されたことはなかったのだろう。  男は出来るだけ優しく揺すった。  それでも痛いのだろう、その若い信者は「痛い痛い」と泣く。  「ゴメンなぁ・・・でも、痛いだけでもないだろ、勃ってるし、なぁ」  男は優しくキスをしてやる。    脚を広げ、その間に入った身体を脚をさらに押しつぶし、身体を近づけ、キスをする。  セックス自体は女相手にならしたことがあったのか、キスは信者は手慣れていた。   痛みを逃れるかのように若い信者はキスに溺れる。  必死で動く舌が可愛い。     可愛いもんだ。  ギリギリ大人、だと思う。    年は聞かない。  ポリシーとして未成年者に手は出さないことになっているからだ。     でも、こう選べない状況では好みのタイプが未成年かもしれないかもしれないのは許して欲しいと男は思った。  施設に侵入して、物色して、ちょっと良さそうなのをこの部屋に連れ込んだのだ。  同じ教団服、しかも幹部の服を着ていれば信者は抵抗しないことを男は知っていた。  この教団の階級は絶対だ。  若すぎる肌に未成年者ではないかとの考えがよぎる。  大人だ大人だ。  そういうことにする。    子供には手を出さない。  最低限の倫理なのだ。  恋人を抱くのだってちゃんと大人になるまで待ったのだ。  少年だった恋人をひろって、飼っていた。  純粋な愛玩用として。  性的な目的ではなかった。    男は可愛いものが大好きなのだ。  深く考えずに拾った。    だんだんデカくなって、可愛くはなくなってはきたが、長年飼ってりゃ情はうつる。  恋人の前に拾った可愛い子猫も見事な豚猫になったが、それでも最初の意味とは違って可愛い。  今でも可愛がっている。  仕事でいない間はペットシッターにお願いするほどに大切にしている。  可愛い天使みたいな少年も、ベビーシッターやら家政婦を留守中は頼んでた。  予想外に刃物みたいに綺麗な青年になっていったが、拾った以上の責任と、やはりそれでも違う意味で可愛くなってそのまま飼っていた。   ペットってそういうものじゃないか。  そう、最初はペットとして飼っていたのだ。     15、6位になり、色気づき始めた頃から、やたらとアピールしてきたが、そういうつもりでは飼ってはいなかったから流してきた。  ペットが飼い主に発情するようなもんだと思ってた。  第一に抱く相手には困らないのだ。   子供には手を出さない。  非道な男の最低限の倫理の一つだ。   18になるころには、自分の好みの男になりつつあることに気づいて慌てたが、それでも手を出さなかった。  夜、ベッドに忍び込んできても、手をださなかった。  何で、抱いてくれないのかと裸で泣かれても抱かなかった。    正直、そのしなやかな身体に欲望を覚えてしまっていても。  大人は忍耐強いのだ。  最終的には成年になったのもあって、なし崩し的に押しに負けて抱いてしまったが、それでも何年も好みのタイプの性的なアピールに耐えたのだ。  それくらいには倫理観はある。  まあ、今してるのが強姦紛いであることはわかっているけれど。  階級の低い信者は上には逆らえない。  だから、服を脱がせて、その口に男のものを突っ込んた時も、信者は抵抗せずにされるがままになった。  フェラは信じられないくらい下手だったが、嫌がって泣く反応は可愛かった。  押さえつけて口中をこすって喉に出した。    フェラが下手だから仕方ない。  そのあと、あまり時間はかけられずに後ろに突っ込んでいるから痛がるのは仕方ない。    コイツらはバカだ。  上のする事は何でも正しいと思っている。   正しいと思ってなくても従う。  上かすることに逆らったら逆らったヤツが責められるのがわかっているからだ。  コイツらの恐れていることは、ここを追い出されること。   教団のメンバーではなくなること。  一人ぼっちになること。  そのためなら、教団のために何でもするし、言いなりになる。  幹部に身体を好きにされても耐える。  バカだ。  でも痛みに耐えてる顔は可哀想だ。   挿れたものを抜いてやるつもりはないが、相手を気持ち良くさせてあげるのがセックスの醍醐味だ。  男は痛みに耐えながらも、それでも勃起している信者のそこを手で擦ってやる。  「こっちに集中しな・・・初めてで後ろはムリだよな」  優しく囁いてやる。  清潔な感じの可愛い顔が喘いだ。  顔は好みだ。  顔で選んだから当然か。  そこに集中させながら、男は気持ち良く穴を楽しんだ。  ここまでキツくない方が好みだけど。    処女穴は好きではない。  慣れてて楽しめる穴が好きだ。        

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