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The show must gone 16

 満たされていた。  彼を抱いていた。  彼の中にいた。  僕の彼。  気持ちいい?   気持ちいい?  何度も尋ねた  僕も気持ちいい。  たっぷりと彼の中で出した。    それでも止まらなかった。  また動き出してしまう。  僕はおかしくなって笑ってしまう。  変な夢を見たんだ。  彼の耳をかじりながら囁く。  君が殺されて、僕が世界にひとりきりにされる夢。  君がこの世界にいない夢。    辛かったよ。     君無しで生きていくのは。  君と逃げるために沢山殺したけど・・・その後もっと沢山沢山殺したんだ。  君には言えないような僕になった。  君には言えないようなことを沢山したよ。  夢で良かった。  夢で・・・。  夢でなければ・・・。  僕は笑いながらでもどこか、胸が苦しくなっているのに気づく。  何故?  彼がいる。  彼を抱いている  なのに苦しい。  何故?  何かが足りない。  僕は怯えたように彼を貪る。    でも、優しくだ。    彼だけは彼だけは絶対に傷つけない。  彼が笑ってくれればいい。   僕は君のもの。  同じ色の瞳を覗き込む。  同じ形の舌を絡め合う。  ねぇ、人間は見た目じゃないよね。  だって、同じ顔と姿の僕達の中で、僕には君だけが特別なんだ。    彼は甘く悶える。      僕はふと怯える。  彼はまだ、何か言ってはくれない。  ちゃんと話をしてくれてない。  僕達はどんなことでも話合って分け合ってきたのに。  互いに強請り合い、譲りあってきたのに。  それに何故僕は君といることにどこか後ろめたさを感じてるんだ?  おかしい。  君とシてるのに、他の子とシていた時の後ろめたさが何故かする。  何かがおかしい。  でも、君だ。  君がいる。  それだけでいい。  満たされていた。  彼を抱いていた。  彼の中にいた。  僕の彼。  気持ちいい?   気持ちいい?  何度も尋ねた  僕も気持ちいい。  たっぷりと彼の中で出した。    それでも止まらなかった。  また動き出してしまう。  僕はおかしくなって笑ってしまう。  変な夢を見たんだ。  彼の耳をかじりながら囁く。  君が殺されて、僕が世界にひとりきりにされる夢。  君がこの世界にいない夢。    辛かったよ。     君無しで生きていくのは。  君と逃げるために沢山殺したけど・・・その後もっと沢山沢山殺したんだ。  君には言えないような僕になった。  君には言えないようなことを沢山したよ。  夢で良かった。  夢で・・・。  夢でなければ・・・。  僕は笑いながらでもどこか、胸が苦しくなっているのに気づく。  何故?  彼がいる。  彼を抱いている  なのに苦しい。  何故?  何かが足りない。  僕は怯えたように彼を貪る。    でも、優しくだ。    彼だけは彼だけは絶対に傷つけない。  彼が笑ってくれればいい。   僕は君のもの。  同じ色の瞳を覗き込む。  同じ形の舌を絡め合う。  ねぇ、人間は見た目じゃないよね。  だって、同じ顔と姿の僕達の中で、僕には君だけが特別なんだ。    彼は甘く悶える。      僕はふと怯える。  彼はまだ、何か言ってはくれない。  ちゃんと話をしてくれてない。  僕達はどんなことでも話合って分け合ってきたのに。  互いに強請り合い、譲りあってきたのに。  それに何故僕は君といることにどこか後ろめたさを感じてるんだ?  おかしい。  君とシてるのに、他の子とシていた時の後ろめたさが何故かする。  何かがおかしい。  でも、君だ。  君がいる。  それだけでいい。            

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