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イギリス

__________ 「っん、やめてぇ……っ!!あっ、も、いやぁ……っ」 しつこいくらいの前戯にもう4回はイかされ、力は入らずもう抵抗することもできなくなっていた。 「せ、せんぅ………きつい…………っ イかせないでぇ……」 昼間もしたせいで、もう出るものはなくなり、ピクピクと震えるだけになった前は怖いくらい敏感でもう触られたくなかった。 「もうしばらく俺の名前呼んで喘いでろ」 「っん」 とろとろに解された後孔に入った指が更に本数を増やして動き出す。 逃げられるはずもなく、千の服にしがみついてひたすら耐えるしかなかった。 「なんでぇ……さ…っきまで、優し、かったのに……」 「そういえば、今回まだちゃんとお仕置きできてなかったなって」 千のお仕置きは、ごめんなさいといった所で終わらないから難しい。 「ごめ……なさい……っゆ、るして……も、苦しぃ……!」 それでも思い付く言葉はこれしかなく、すがるように口にした。 「……本当に俺がいじめてるみたいだろ。 そんなに泣くなよ」 「ひ……ぅ、いじめ、られてるもん……」 「苛めてるけど。好きだからだろ」 それでも、ほら、やっぱり。 オレが泣くと、すぐ優しくあやすように撫でてくれる。 もう、どうしようもなく愛しい。 「千、好き……っ」 「知ってるよ」 気持ちを言葉にすると、千がふっと切なそうに微笑んで、オレに膨張したものを押し当ててきた。 こんなに感じて苦しいのに、なんで挿れてほしいとか思うんだろう。 千と一つになれることが嬉しい。 「_____っやぁ。くる、し………っ」 ずぷ、と奥にまで入ったそれは、昼間も入れたのに中に余裕なんて全然なく、息苦しいくらいの圧迫感だった。 「リチェール、ちゃんと離れたこと反省しろよ?」 本当に千が怒るのはいつも、心配してるときと、オレが離れたとき。 こんな優しい人からどうやったら離れられるのだろう。 「っぁん………あ、あっせん……っ」 腰を奥に突かれ体が揺れる。 乱暴なほどの快楽に、千の背中に爪を立ててしまう。 「せ、んは……オレをそ、ばに置いたこと……後悔…しないで、ね」 胸が苦しくて、涙が溢れてしまったけどなんとか口元だけは笑って言葉にした。 「ばーか。お前はそういうこと言うから啼かされるんだっていい加減覚えろよ」 「_____っ!!」 一気に激しくなった動きに、息がつまる。 脳まで痺れるような感覚に、なにかが込み上げてきてぎゅっと目を瞑った。 「せん、やだ……あ、とまってぇ!イ……っ」 止まらないどころか、千はオレの膝を抱えて更に奥に進んだ。 「ぃやあああ_____っ!!!」 どぴゅっと、出なくなったはずのオレのものから、溢れたものはいつもよりさらさらで、頭が真っ白になった。 動けなくて、はー、はーっと肩で息をしてると、千が優しく頭を撫でてくれる。 「潮吹き上手にできるようになったな」 「千のばかぁ……。オレ、怪我人なのに」 「うん。でも、怪我したリチェールが悪いから」 千は悪びれる様子もなく可愛いと舌で目尻の涙をすくった。 さっきまで、オレよりオレの怪我を気にしてくれてたのに。 まだ繋がったままで、息苦しさが甘く、切ない。 こんなに膨張して、苦しいだろうに意地悪しながらもオレの体を気遣ってくれてること、本当はもう分かってる。 「うー、千、すきぃ」 「はいはい」 だから、本当は体はもうきつくて仕方ないけど。 「千も、イって?中に、ほしい……」 千にも気持ちよくなってほしかった。 台詞の恥ずかしさに、顔が熱くなるのを感じながらも千を見上げると、千も少し余裕無さそうに笑った。 「ほんと、いじめたくなるもの持ってるわ。お前」 「………ん。千にならいじめられてもいいもん」 「そうかよ。じゃあ遠慮なく」 ふ、と不適に笑って、一気に深くオレを貫いた。 その衝撃に、ひっ、と喉がなる。 キツいほど気持ちいい。 苦しいけど、千を強く感じられて幸せだった。 父さんに中に出されたら、気持ち悪くてしかたなかったはずなのに。 中が温かくなり千がいったのを感じると、切ないほど嬉しかった。  「っせ、ん………」 愛してる、と続けた言葉は今度は届いたかな。 薄れる視界で千が俺も、と優しく微笑んだ。

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