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四方八方
千side
朝、同級生4人に犯されたあの部屋に行ったことや、昨日からしてる秋元との二人きりの掃除は相当不安でストレスだったのか、いつもに増してリチェールが体を求めてきた。
「あ……っ」
抱きかかえていた華奢な体をベットにおろすと不安そうに見上げる小さな顔にキスをした。
最近弄りすぎて赤くぷっくり色づいたリチェールの乳首に、舌を這わせるとそれだけでビクビクと反応する。
気持ち良さそうに反応するくせに、か弱く抵抗を始めたリチェールの手をベットに押さえた。
「せ、千………体育のときとか、気になってジャージが脱げないから、しばらくそこ触るの………っ」
「やめない」
意地悪に微笑んでそこをちゅっと吸い上げると、女のように高い声を漏らして言葉が止まる。
反対側も指で弄って、それだけで敏感に反応して、前からはもう蜜を溢していた。
「そのうちこっちだけでイけるようになりそうだな」
「ぁんっ」
ずっと弄って敏感になった胸に甘く歯を立てるとびくんっと体をそらして涙を溜めた。
胸が透けないか気になって白の体操着を着れないなら大いに結構だ。ジャージを着ていてほしい。
こいつの二の腕や鎖骨すら他の男に見られることが嫌だった。
露出面積は極力小さい方がいいに決まってる。
本当はリチェールがシャツのボタンを2つ開けることも嫌だけど、首もと絞まることが首絞められてるみたいでやだと言われると無理強いできなくなる。
そんなこと、思い出すな。
俺以外の男に抱かれた記憶なんてなくなってしまえばいい。
「んん……っ!」
蜜をダラダラと溢す先端を指の腹でぐりぐりすると、俺にしがみついて快楽を耐える。
指を離すと、つうっといやらしく糸をひいた。
「千ぅ、首がね……シンヤの息かかって気持ち悪いの……ここ、噛んで……?」
肩にかかるブロンドの髪を反対の手でどかして,細いうなじを見せてくる。
こんな時にまでほかの男の名前を口にするリチェールにいらっとして、ひくひくと疼く後ろの蕾に指を入れて、差し出された首に噛みついた。
「やぁあっ」
とぴゅっと早々に白濁を飛ばして痙攣するリチェールに、早いな?と意地悪な言葉をひとつ放って笑うと、前立腺を指でぐりぐり押した。
「ひっ……ん、んぅ………きもち、い………っ千、もっと………ん、おっきいの、ちょうだ………っ」
「んー?」
可愛らしくおねだりをするリチェールの小振りながらにも欲情を主張するそれをグリグリ弄ぶと俺にしがみついて震える。
やっぱ、泣かせたくなるもん持ってるよな。
「……指じゃやだ………」
「は、可愛い」
リチェールにキスをすると、蕾に自身を押し当てた。
「ふぁ………ぅう………っ」
ゆっくり中に進めば、苦しそうにしながらも受け入れようと必死に息を吐いて俺の肩に爪を立てた。
その姿がいじらしく、あと半分くらいは乱暴に一気に奥を突いた。
「ひぁ……っんあぁ────っ!」
そのままガンガンと奥に向かって腰を揺らせば、求めていたはずのリチェールはいやいやと首をふって逃げるように腰を揺らす。
悲鳴をあげて泣くリチェールの膝を畳んで更に奥を付くと、中がよりいっそう締まって気持ちいい。
「───っは」
息を飲んで乱暴にしたい気持ちを落ち着かせると、一度緩めて涙を舌で拭った。
「千ぅ……くる、し………っぎゅーして……」
俺へと手を伸ばしてくるリチェールの小さな体を包むと、必死にしがみついてくる。
「ちゅう、も……」
「はいはい」
おねだりばかりするリチェールに軽く笑って唇をふさいだ。
拙い舌がちょっかいを出そうとしてきたタイミングでまた腰を奥へと打ち付けた。
「────っ!?」
リチェールが悲鳴をあげようとしたけれど、短い舌を絡めとりそれを消す。
ガンガンと付きながら口内を犯すと、キスが好きなリチェールはまた分かりやすく締め付けてくる。
「やだぁっイく………っまた、イっちゃ……っせ、っあァ___っ!」
「俺もイきそ…………っく!」
リチェールがイッた瞬間、中がいっそう締まり、ほぼ同時に俺もその中に欲を吐き出した。
少し乱れた息を整えながら、ピクピク痙攣してるリチェールの体を抱きしめる。
潮を噴いてしまったリチェールは、恥ずかしさからかぐずぐず泣き出してしまった。
「ごめ………っごめんなさい~……。やだもう、汚い……」
「汚くねぇよ。かわいい。女の子みたいな体になっちゃったなリチェール」
あやすように背中を撫でて、頬をキスを落とすとようやく赤くした瞳と視線が合った。
「ほら、風呂入るだろ?抱っこいらねぇの?」
「いるぅ」
それでも手を差し出せば首に抱き付いて身を委ねてくるリチェールを抱き上げて一度ぎゅっと抱き締めると浴室に向かった。
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