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第1話『夏祭りの夜に』(7)蒼汰×夏葵(※)

〜side.蒼汰(そうた)〜 「蒼汰のココ…大っきくて、もう張ちきれそう」 可愛い…と細い指先でツンツンつつく。 我慢汁が出てくると爪の先ですくい取って味見をするみたいにペロリと舐めた。 「蒼汰の美味しい」 うっとりしながら両手で俺の性器を握ると、少しずつ舐め始めた。 先端を小刻みに舐めたり、カリを舌でなぞったり。 そうかと思うと根元から裏筋をねっとり舐め上げたり…。 手と舌を使って一生懸命奉仕する夏葵(なつき)。 竿の部分を握る華奢な小指がちょっとだけ立ってるのも何かエロいし、俺のために尽くす顔も姿も可愛くてたまらない。 マジで録画して永久に保存したい。 「頭撫でて…」 夏葵がねだるから、すぐに体を起こした。 言われるまま後頭部を撫でると、夏葵は満足そうに微笑んで一気に俺自身を咥え込んだ。 「あっ、待て…」 夏葵は抜群にフェラが上手かった。 今までこんな気持ちいいのされた事ないぞ。 夏葵の小さな口に俺の赤黒い欲望が出入りする。 ジュブジュブとかジュポジュポとかエロい音と、夏葵の甘い息づかいが入り混じった状態で吸い尽くされるようにしゃぶられる。 途中でちょっと上目づかいをしながら、見せつけるように舐めてくる。 「な、夏葵…待ってくれ」 腰を引きながら慌てて制止するけど、夏葵は『だーめ、待たない』と微笑みながら俺の腰に腕を回してホールドしてきた。 「夏葵、やめろ…」 俺が止めれば止めるほど、わざとヤラシイ舌づかいで攻めてくる。 イキたい、出したい。 もう射精する事しか考えられない。 ダメだ、もう…! 「夏葵、出る…!…っ、んぁっ!」 堪え切れなかった俺は夏葵に翻弄されるまま、夏葵の熱くてとろけた口の中で果てた。 しまった、夏葵に聞く前に口に…。 恐る恐る夏葵を見ると、満足そうに俺を見ていた。 ニコッと笑った夏葵は俺自身を咥えたまま、ゆっくりと精液を飲み下す。 精液まみれのそれを愛おしそうに隅々まで舐め取った夏葵は、尿道に残っていた分もジュッと吸い尽くした。 「ごちそうさま」 名残惜しそうに口を離した夏葵は、ペロリと自分の唇を舐めた。 今まで見たどのAVよりエロかったし、巧みなテクでイカされた俺は放心状態だ。 「ふふっ、そんなに気持ちよかった?」 「あぁ、マジでこんな気持ちいいの初めてで、腰が抜けるかと思った。夏葵ありがとな」 「どういたしまして」 幸せそうに微笑んで、俺の飲みかけのミネラルウォーターを飲む夏葵。 コクコクと上下する白い喉がやたら卑猥に見える。 ダメだ、夏葵を形成するありとあらゆる物が愛おしくてエロい。 感じる夏葵はもっとエロいに違いない。 俺も舐めてイカせてやろうとすると、小さく首を横に振った。 「フェラより…いっぱいキスして。大好きな蒼汰に体中いっぱい触って欲しい…」 そう言いながら誘うように抱きついてきた。 しっとりした肌の感触、温もり…。 夏葵の色気がヤバすぎて頭がクラクラする。 絶対何かそれっぽいフェロモン出てるぞ。 「今度は俺の番だ。夏葵を気持ちよくするからな」 優しく抱きしめたままベッドに横になった。

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