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第13話(ジョン)
トビーを家に置いて、すでに3日。
まだ、家に居るだろうか?
帰宅予定は、伝えてなかった。
まあ、居なければ、それはそれで良い。
それで良いというには、かなりの大金と労力が必要だったが、、、
「気まぐれにしては、バカな買い物だ」
俺は家に戻る前に、新しいスマホを入手する。
ついでに食料を買った。
あいつが、何が好きかも知らない。
何歳なのかも。
出身も。
サウスブロンクスに戻ると自宅アパート前に一台の警察車両が止まっていた。
すぐに誰の車かはわかった。
「まずい!」
六階まで非常階段を駆け上がり、ドアを勢いよく開けた。
予想通りの男とトビーが居た。
「遅かったな」
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