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あとがき
初めまして。お久しぶりですの方も居ますでしょうか。作者のみゆぴと申します。
この度は拙作をお目に留めてくださり有難うございます。
当作品は、以前『死神の仕い』という題で掲載しておりました。その後非公開とし、加筆修正を行った上で再度掲載させていただきましたのでご存知の方ももしかしたらいらっしゃるかもしれません。
経緯といたしましては、他サイトのコンテストに参加する為でした。残念ながら賞を逃してしまいましたが、自身の作品としては初となる人外ものでストーリーやキャラクターをとても気に入っており、少しでも多くの方に見てもらいたいという一心で公開した次第です。
半永久的に生きられる身体でありながら、人間を愛し死を選ぶ杜若
複雑な家庭環境ながら明るく真っ直ぐに生きてきたスミレに訪れた最上級の奇跡
何百年と密かに想いを寄せていた者の幸せを願い、自らの寿命にリミットをつけた紅薔薇
見方によれば悲しい物語かもしれませんが、作者は人外を交えたものとして一番のハッピーエンドを選び抜いたつもりです。
温かさや優しさの中に、ほんのりと切なさ儚さが残るような、読み応えのある作品になっていれば幸いです。
ここまでお読み下さった皆様にも、心から幸せだと思える日々が訪れる事を願って
2021.7.25 みゆぴ
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