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第2話-2

①カメラに映る心得の取得 ②尻穴の適度な開発   ③フェラの練習  だ。ただし本番はナシ。    朝陽はゲイビデオには貴重な処女枠だそうで、初めはチェリーを「売り」にしていくと監督の高本が熱弁していた。  だから撮影までは絶対にセックス禁止。  だが、光里とであればその心配はない。なぜなら光里はバリネコだから。 『あひゃっ……、あうんっ、らめ……イク、イクっ! イっちゃうぅぅ……!』    手本のために再生されっぱなしのゲイビから、光里の切羽詰まった嬌声が響いてくる。    一層情熱的に腰をグラインドさせる光里のエロティズムは国宝級だ。  が、悠長にAVを眺める余裕はなくなっていた。 「ひゃっ! あっ、光里さ、んっ……! そこ、だめです……ッ!」 「お! ここが朝陽くんの気持ちいいところ? コリコリしてる」    光太の長い指がある一点を掠めた瞬間ビビビと腰に電撃が走った。前立腺を探り当てられたのだ。 「すごい、ここ押したら先走り一気に出てきた。いつも自分で弄ってるんだ?」 「ひゃう……っ、んっ、だめ……いじって、な……あっ、んっ……、そんな強くしちゃ、光里さんっ……」   「ふふ、朝陽くん手のかからないイイ子だね。すっかり前立腺の良さ覚えてるって顔」  朝陽が自分の性癖に目覚めたのは中学生の時。    そして高校生の頃から、こっそりアナニーにハマっていたのだ。前立腺の感度はすっかり良好である。  しかしそれにしても、だ。人に触られてるというだけで、あなにーの何倍も気持ちいいなんて。 「感じる? 前立腺、好き? ほら、グリグリグリー♡」 「ひっ、あっ……しょこ、感じちゃい、ますっ……ッ、コリコリしちゃ、らめれす……こんなのはハジメテで……っ、あっ、ああっ、あっ、あっ!」     感度良好な朝陽に味をしめたように、敏感なシコリを集中的にほじられてしまう。長い人差し指が前立腺を押し、引っ掻き、撫で回し、擦られる。  緩急のついた愛撫に、ひっきりなしに口から喘ぎ声が溢れ出てしまう朝陽だ。 「んゃっやぁっ……感じ過ぎちゃ……っ、んぁ! 前立しぇん、感じすぎちゃいますっ……んやぁっ……!」 「……はぁ、どうしよう。朝陽くんがエロすぎて僕も弄りたくなっちゃった」 「……え?」  

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