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収録スタート【1】
『どうもこんばんは~。もうすっかり季節の夜の風物詩になったんじゃないでしょうか。皆様お待ちかね、男の嗜み・女の流儀、始まりましたね~』
『開始早々でごめんね。アタシさあ、ほんと申し訳ないんだけど、今日普通でいられないと思う。世界で一番今日を楽しみにしてた自信あるから。もうね、胸もおチンポもはち切れそうなくらいドッキドキなのよ』
『えー、待って待って! それで言うなら一番楽しみにしてたのアタシだってば! 何日前からあっちこっちグショグショにしてたか』
『はぁ!? アンタはあのデカイ方に会いたかっただけでしょ。アタシは世界一綺麗な男を愛でたかったんだから、まったく気持ちの重みが違うからね!』
『デカイ綺麗の論争はまあ一旦置いといて、今日のゲストは満場一致で呼んで欲しいってなったじゃないですか? それぞれどっちが好みとかって、みんなあります?』
『あ、アタシは綺麗な方が好み』
『アタシもかな~』
『ほんとにぃ!? これってば、もしかして男女の違いなのかな? アタシはデカイ方』
『アタシもアタシも。なんだろう...ものすごく大切にしてくれそうな安心感?』
『いーやいやいや、あの圧倒的な美貌にアンタ達みんな嫉妬してるんだわ! あの美しさの前には、安心感なんてハナクソよ!』
『そんな事言いますけど、あの優しくて可愛い笑顔にドキドキして、おまけに業界屈指のテクニシャンに体トロトロにされたいって女は山ほどいるんですからね!』
『それで言うなら、あの怖いくらいの美貌の男にSっ気たっぷりに攻められたい人間なんて、女だけじゃなく男でも山ほどいるわよ』
『まあ、二人ともAV業界きっての美形で、おまけに揃って屈指のテクニシャンだってのは有名ですもんね。今日はその辺のお話もじっくり伺えればと思うんですけど』
『あとはほらぁ、公認同性カップルなわけだし、その辺の夜の話も?』
『は~い、勿論そこも聞いちゃいましょう聞いちゃいましょう。それではお迎えします、本日のゲストはAV男優のみっちゃんと勇輝くんでーす』
「どうもー、はじめまして、デカイ方です」
「お前、その自己紹介やめろよ...必然的に俺も言わなきゃいけなくなるだろ」
『いやん、言って言って!』
『超キメキメで!』
「うっそ、マジか......どうも、綺麗な方です。......うわ~ん、恥ずかしいよぉ」
『ということで、みっちゃん...でいいんですかね? 坂口さんの方がいい?』
「あ、呼びやすい方でいいですよ。元々は坂口充彦で活動してて、途中からなんとなくめんどくさくなってあだ名をそのまま芸名にしちゃっただけなんで」
『それにしても、ほんと大きいですよね』
「身長?」
『今ここでチン長の話をする方がおかしいでしょうよ』
「ああ、確かに確かに。190ちょいありますね。元々は188って言ってたんですけど」
『それ、絶対ウソですよね?』
『ほら、あれじゃない? メンズのファッションモデルの男の子とかが、実は190超えてるのにプロフィールなんかには189とか無理矢理書くのと一緒?』
「あ、たぶん同じだと思いますよ。さすがスタイリストさん」
『じゃあその辺りのお話もまた聞かせていただくとして......』
『勇輝くんはほんと美人ですよねぇ。あのねあのね、カメラ通してもわかるかな...今日の勇輝くん、ドーランうす~くしか塗ってないの。それなのに全然毛穴見えないの! どんだけ肌綺麗なの!?』
『脚もツルッツル。これ、剃ってる?』
「いやいや、こないだ発売になった写真集では一応剃りましたけど、今は剃ってないですよ。これでほぼMAXですね。元々体毛が全体的に薄いんです」
『みるるちゃんなんて、テレビ局移動するたびに髭と足の毛一生懸命剃ってるのに!』
『ちょっと、もう...それ言わないで! ちなみに最近は背中の産毛が濃くなってきたから、一日に一回は背中も剃らないといけないけど』
『ビデオで観ると、勇輝くんてお臍の周りとかも何にも生えてないよね?』
「生えてないですねぇ。ついでに、その下も男優の中では格段に薄い方です。でもツルツルにはしてないですよ、写真集の中でも」
『ねえねえ、後でちょこっと見せていただくとかしても大丈夫?』
「あーっ、もしかして、それがしたくてこんな捲りやすい衣装指定したとか?」
『バレちゃった』
『ダメ?』
「いいですよ、それくらい。さすがにパンツ下ろせって言われると、地上波だから嫌だって抵抗しますけど」
『CSならオッケーなの!?』
「まあ、あっちだと結構緩いんで。カメラにお尻向けてていいならパンツ下ろすくらいできる...かな」
『逆に、みっちゃんは割りと体毛濃いですよね?』
「主に下半身ですね。勇輝といるから極端に濃く見えますけど、たぶん普通だと思いますよ」
『じゃあ、それも後から勇輝くんと一緒に見せてもらっても......』
「いいんですけど、臍周りにピヨピヨッと生えてるやつが、うっすら下の方に向かって繋がってますよ? それでもいいですか?」
『キャーッ、それはそれで想像力を掻き立てられて美味しいかも!』
「美味しいってなんだ、美味しいって」
『みっちゃんて、モザイク通してでも結構カリフラワーな感じがわかるもんね』
『あのカリフラワーに繋がってると思えば、ピヨピヨがやけにイヤらしく思えちゃう』
『じゃあ、後で二人に綺麗な体も見せてもらうとして、まずは男優としてのお話とか聞かせてもらいましょうか?』
『今日はイロイロエロエロ、教えてくださいね~』
「よろしくお願いします」
「お手柔らかにお願いしま~す」
『じゃあ、あちらのお席にどうぞ~』
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