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クイーン・ビー・エクスプレス 特別編【1】

「はいっ、どうも~。本日もやってきました『クイーン・ビー・エクスプレス』、いつものみっちゃんです」 「どうも~、勇輝で~す」 「航生です」 「さて、前回お話したようにね、今日は大阪でのトークショー直前スペシャルという事なんですが...とりあえず本編入る前に、一応恒例?のお仕事報告しとこうか。はいっ、なんかお仕事してた人っ!」 「「「は~い!」」」 「全員じゃないか。とりあえず、航生からいく?」 「あ、はい。えっとですね、ノーマルのAV1本撮りまして...これね、ちょっと切なくていいと思います。ずっと憧れてた学校の先輩が実の兄のお嫁さんとして家に現れて、思いの募った俺がガオーッみたいな話です」 「ああ、AVにありがちな兄嫁と関係持っちゃうパターンね」 「どこが切ないんだよ、それの。つかお前、ほんと説明上手くなんないなぁ。ガオーッてなんだ、ガオーッて」 「いや、ほんとに切ないんですって。この兄貴っていうのが実は性癖に問題があって、わざと自分の嫁に俺を誘惑させるんです。で、お嫁さんは兄貴を愛してるからこそ俺に泣きながら抱かれるっていうね」 「ああ、なるほど...最近増えてるっつう『ネトラレ願望』の男なわけだ」 「そうなんです、そうなんです。で、大好きな先輩の気持ちが自分に対しては全く無いってわかってるから、俺は更に外で気持ちの無いままに女の子を抱くという......」 「うわぁ、ドロドロだな」 「ですね。決してハッピーではないです。でも、切なくて綺麗でものすごくエッチですので、女性の方にも見ていただきたいなぁと」 「んだけ?」 「他もあるんですけど、あとはまだ発表しちゃいけないらしいので、今は取り敢えずこれだけですね」 「じゃあ、勇輝は?」 「俺もAV撮ってまいりました。あんまりハードな感じじゃなくて、まあわりと綺麗なんじゃないかと。まだイッたことが無い、今度デビューするって新人の女の子に、優しく甘く快感を教えてあげようって内容です。雰囲気も行為もかなりソフトなので、AV初心者って方でも安心して見られるんじゃないかと思いますよ」 「優しいの? ここんとこほんと優しい系多いよね?」 「すっげえ優しいよ。最後までフェラ無し顔射無しだもん。まあビーハイヴさんのビデオは元々ハードな内容は少ないんだけど、最近は特にお声かかんないねぇ」 「やっぱ、前に言われたアレじゃない、『最近の勇輝くんの表情が柔らかい』ってやつ。ファンの人に言われたんだろ?」 「マジかっ!? やっぱりそのせいかっ! 制作サイドの皆さ~ん、普段の顔はこんなに優しくても、ちゃんと鬼畜な演技もできますのでご心配なく。ハードからソフトまで、どんどんオファーをお待ちしておりま~す。こりゃあ、まだまだSキャラでもいけるって事をお見せする為にも、またちょっとみっちゃんで実践を......」 「お前、いらん事したら3倍にして返すからな」 「あ~ん、航生ぃ、俺脅されたのぉ...可愛そう可愛そう」 「いや、それって自業自得なんじゃ......」 「なんだ、航生のくせに生意気だな。よし、じゃあお前で憂さ晴らししてやる」 「ちょ、ちょっとぉ...みっちゃんのせいなんですから、なんとかしてくださいよぉ。この人俺になら何かしそうで怖いんですってば」 「おう、じゃあ大人しくいじめられてろよ、俺の代わりに。はい、航生はほっといて俺の仕事ですね」 「ほっとかないでくださいってば!」 「みっちゃんに絡むなよ! 家帰ったら絶対泣くまで擽ってやるからな!」 「あんな恐怖の館なんて、一緒に帰りませんよ!」 「はいはい、仲良し二人は放置でオッケーって事で。えっと俺はですね、『週刊レディ』という雑誌で性にまつわる質問とか悩み相談のコラムを持たせてもらってるんですが、このたび連載が200回を迎える事になりまして...記念に、ちょっとカッコ良くてエロティックな特別グラビアを撮ってまいりました。これ袋とじの予定なんで、どんな写真か...ムラムラしながら想像していただけると嬉しいです。そりゃあもう袋とじですからね、期待は裏切らないと思います」 「ムラムラすんの?」 「ムラムラするよ~」 「エロいの?」 「エロいよ~」 「お毛毛もはみだしてるの?」 「ガンガンはみだしてるよ~、ボーボーのモサモサだよ~」 「もういい、もういい! なんなんですか、そのアホアホ会話は」 「あ? 雑誌の宣伝してるだけですけど?」 「いや、だったら『エロい写真ですよ』で止めたらいいじゃないですか! 何を毛に拘ってるんですかぁ......」 「拘ってるのは勇輝だろ。ほら、アイツこないだ剃らされてあっちもこっちもツルツルになった事、まだ根に持ってんじゃない?」 「......うるさい。今ようやくチビチビ生えてきたんだからほっといてくれ」 「あ、勇輝が拗ねちゃったんで、これくらいでお仕事報告は終わりにしようかな。せっかく今日はゲストにも来てもらってる事だし、航生から大切な話もしないといけないし、何より大阪に向けての話があるから」 「はい、じゃあ本日の特別ゲスト...ってか、次回からはたぶんレギュラーになってるでしょう...関西からのエロ刺客、シンくんで~す」

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