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 ぴちゃぴちゃ、自身にまんべんなくたっぷりと塗りたくられたローション。甘いそれを丁寧に舐め取るように隅々までペロペロと舌を這わせる姿は子猫みたいに可愛くて、何故かイケない事をしているような後ろめたさに襲われる。  相手はアヤなのに。 「ちゅ、ん……だいじょぶ?」 「んっ、大、丈夫……」  舐められるのは気持ちいい。  でも佐伯さんのあの死ぬ程気持ちいいフェラを毎回食らっている俺には、アヤのフェラはまだ物足りないくらい優しいもので。  いつもならとっくに理性を飛ばしている状況だが、今回は割とハッキリした意識の中でまったりと快感を楽しめていた。  だが、案の定そんな余裕で寝転がっていられるのはここまで。 「よかったあっ。じゃあ準備はばっちりだねっ」 「……準備?」 「いただきまあすっ」 「え、何……ひ、アぁッ」  じゅ、くわえられたまま亀頭を強く吸われ、突然の刺激にびくりと跳ねた脚がアヤの髪を掠める。  アヤはそんなことお構いなしに俺の太ももを押さえつけ、大人しくM字に開かれた脚に満足したように愛撫を再開。 「アヤっ……、だ、めっ、っああぁ……」 「んっ、んむ……んっ、」 「んんっ、あアっ……やあぁ……っ」  水音をたてながら喉奥まで出し入れされ、硬い舌先が裏筋を強く押し付ける。  溢れる先走りを飲み込む度に喉でキュッと締め付けられる刺激に、アヤのふわふわの髪を握りしめながら身をよじる。  どうしよう、気持ちいい、気持ちいい、  今まで何十人、いや何百人もの男達を喜ばせてきたアヤの技。  はちみつの甘い香りがまるで麻薬のように俺の頭を麻痺させる。 「じゅぷ、……んっ、きもちい?」 「んんっ……、きもち、い……っあぁっ」 「ちいちゃんかわいー。みるくいっぱい出してね……?」  アヤはにっこりと微笑み、手に垂らしたたっぷりのローションを馴染ませるように数回ぐちゅぐちゅと扱き、またぱくりとくわえる。  ラストスパートのように激しく上下に出し入れされ、溶けそうに熱い咥内で自身がどくりと脈打つのがわかった。 「あっ、アヤぁ……、イっ、んんぅっ……」 「んむ、ちゅ、ン……っ、んぁ、んん、」 「あぁっ、イ、く……っ、イっ……あっ、あっ、っ」  咥内で弾けた白濁を尿道口から直に吸い取られる。  握りしめたシーツがくしゃりと皺を作った。 「んんっ……ン、ぷは、ごちそうさまっ」 「はあっ、アっ……んんぅ、」 「ん……ここもいじめてほしいの?ひくひくしてる……」 「んっやあぁっ……っ、」  アヤの細い指先、煌びやかなネイルアートを施された爪がひくつく入り口をゆっくりとなぞる。その甘い刺激に、シーツに沈む下半身がびくりと跳ねた。 「ごめんね? アヤもネコちゃんだから……ここはあとで佐伯さんにいっぱいいじめてもらって?」  慰めるように舌先で優しく舐められ、もどかしさに中が熱く疼く。その熱をなんとかやり過ごそうと、ぼんやり天井を見つめていると、 (はちみつ……、)  ふと、甘い香りが鼻を掠めた。 「その代わり、こっちはたっぷりいじめてあげるね、」 「っ、あぁあンっ!」  ぐり、爪をたてられた尿道口から、とろりと先走りが溢れる。  びくんと空を蹴った俺の脚を押さえつけながら、まだ熱の残る自身にひんやりと垂らされるローション。  甘い香りと、卑猥な水音。 「アヤっ! っんんぅ、もっ、無理、だから……っ」 「んにゃ? アヤまだ喉カラカラだよ?」 「ひっあぁ、無理っ、んぁっ、だめっ……っ」  カリカリと優しく亀頭を引っ掻く指先に、また勃ち上がり始める自身。アヤは満足そうに微笑んで、もう一度それをぱくりとくわえた。

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