ウミのパンツの中はガチガチに張り切っていて、パンツの上からそこにキスをして先端を吸う。ジュッと小さな音がして、覚えのある苦しょっぱい味を感じた。 　その味に反応して俺自身も硬くなってくる。 　両手で恭しくウミのモノを探り出して唇を寄せる。付け根の方から先端に向かって徐々にキスを落としていく。その度にピクリピクリと動いてウミは先端から涙を流している。 　可愛い。何とも言えない可愛らしさに奉仕したい気持ちが込み上げる。 　どんな男でも欲望には忠実だ。どんなに嫌なやつのモノだって、気持ち良ければ勃つし俺が舐めてやれば喜ぶ。 　……これだから『淫乱』なんて言われるんだよ。本当のことだし仕方ないけど──。少しだけ古傷が痛んだのは見ない事にする。 　口を使って奉仕しながらウミのベルトとズボンをくつろげると、陰毛と袋にも愛撫を加える。 「うっ、ぁっっ……」 　いつの間にかウミの喘ぎ声が響いている。そこに混ざるグチャグチャの粘膜と涎の音と、俺の吐息と喘ぎ。 「もっ、でるっ……でるぅっ」 　初めての愛撫にウミはあっという間に昇りつめそうになって「いいよ、かけて……」と囁いて、一際大きくなった瞬間に唇を離して、その白くて濃い体液を顔面で受け止めた。