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第14話
「それとも……、こっち触って欲しい?」
辿るように手を滑らせてへその下をくるりと撫でられた。
「そっち、平気なのかよ」
チンコ見せても勃つのかよ?
「平気。むしろ見たい、興奮してるナツのかわいいオチンチン」
「バカッ」
「見たいなぁ」
「やめっ」
そんなん言われたら恥ずかしいだろうが! 忘れた羞恥が戻ってくる。
するりと布の上から撫でられた。布の上からでもぐっしょりと濡れているのがわかるはずだ。
「あー、ぐしょぐしょだ……。気持ち悪くない?」
「気持ちわりーよ!」
揶揄う様に言われて開き直った。
「じゃあ、パンツははいたままにしようか?」
「あ? 何でだよ! 脱がせろよ」
「気持ち悪い方が、気持ち良くて好きだろ?」
「んな……っ、あっ」
俺に否定させずに、横から布の中に手を突っ込んで形を変え始めているモノを探り出す。
「……すごいよ、パンツの中。ローションぶちまけたみたいになってる」
探り出したモノから手を離し、モノから手へと糸を引く体液を見せつけた。
嘲笑うかのように客がザワリとして俺は居たたまれなくなる。
「んなもん、見せんなっ……」
「見たいし、見せつけたいくせに……」
そう言って、ねちょねちょの俺のモノを握ったり離したりする。ヌチャ……という音が静かな室内に妙に響く。
「あっ、それっ、やめろよぉ……」
ソコへの刺激は強くて涙声で身を捩って逃げようとするが、ウミの手はそれを許さない。
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