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第十二章・7

 滑らかに指を受け入れた翔の身体は、黒岩を楽しませていた。 「こんなに深く咥え込んで。そして、こんなに締め付けてくる」 「イヤだ。やめ、ろ。恥ずかしい……」 「音が、聞こえますか?」 「やめろ、と。あぁ、んッ!」  では、やめます、と黒岩は翔から指を抜いた。  その代わり。 「もっと悦くしろ、と言うことですね?」 「んぁ、ああ!」  反り立った黒岩の太いペニスが、華奢な翔の身体を貫いた。 「あ、あぁ。ふぅ、はぁ、あぁあ!」 「動きますよ」  ぐん、と黒岩は腰を退いた。

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