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第16話

宗也が律の背中に回ると、その体を抱きしめた。 「何をする気なんだ?」 「志貴猫へのご褒美をあげるんですよ。そして、律先輩…僕のモノになって下さいね?」 そう言って律の胸に手を這わせ首筋に舌を這わせる。 「んっ!宗也、やめっ!んぁっ!あぁあっ!」 律の身体がビクビクと反応するのを、志貴が羨ましそうに見上げる。 「にゃー!」 怒ったような鳴き声に宗也がぷっと吹き出して、はいはいとその腰を上げた。 「ご褒美、しっかり味わって下さいね!」 そう言って、緩く開いた志貴の穴に自らのモノを突き刺した。 緩いとは言っても流石に2本入れるにはキツく、先ほどのように皮膚が悲鳴をあげる。志貴も皮膚と同様に叫び声を上げた。そして、既に中で待機していた律もキツい中で擦られ、既に紐を引きちぎりそうなほどに膨らんだモノが、その刺激に耐えられずに痛みで意識を失いそうになっていた。 「律先輩、頑張って!あと少し頑張れたら出させてあげますから。」 「ほ…んとう?」 涙でぐちゃぐちゃな顔で朦朧とした意識をそれでもなんとか失わないようにと、頭を振る。 「もう少しですよ…動きます。」 そう言って宗也の腰が律を抱いたままで上下に動く。 志貴の中で律のモノが宗也のものに擦られ、自分が入れているのか、入れられているのか分からなくなる。 「っもちいい!宗也!俺をイかせて!志貴さんの中で宗也のでイかせてぇ!」 先程までの律の驚きの顔を今度は志貴がしていた。

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