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第8話
行為が終わると晶は光に背を向け、横たわった。
そんな晶の後ろ姿に光は微かにため息を零し、後ろから優しく抱き締める。
「...まーだ、怒ってんの?て、違うか、拗ねてんのか」
「.....怒ってもないし、拗ねてもない」
素直になれない晶に光は晶の背中に体をぴったりくっつけ、頬に小さくキスをした。
「....俺が悪かったよ。晶」
本当は光が悪い訳じゃなく、光に言われたことは最もなことを晶は気づいている。
「....謝らないでよ、光が悪いんじゃない....」
「どっちが悪いとかどうでもいい、仲直りしよ?ね?」
光が笑顔で言うと、晶は無言で頷いた。
「あー、晶、抱き締めてたら、勃って来ちゃった!今度は俺が攻めしよっか?」
晶が耳を赤く染め、変わらず背中を向けたまま、頷いた。
晶の腕を掴み、向かい合わせると、晶は涙ぐんでいて、光はびっくりした。
「ど、どうしたの、泣いてる....」
光は片目から伝ってきた涙を指で拭った。
「....ごめんね、光」
「もういいよ」
光は晶の唇にちゅ、と小さく可愛い口付けをしてから、晶を仰向けにした。
乳首やちんこ、アナルも唇や舌を使い、愛撫してから、光は晶と1つになった。
「気持ちい?晶」
ゆっくり丁寧に腰を使うと、頬を染め、晶は無言で頷く。
「ほら、もういいから、泣き止んで?元気出して?晶の声、聞きたい」
光は晶を気遣い、頭を撫で、キスをしてから、激しめなピストンに変えた。
「....あっ、...あ、あ....」
光の腕を掴み、ようやく晶の唇から声が漏れ、光も安堵する。
何度も晶とキスを交わしながら、光は晶の中で射精し、中に注がれる光の種を追うように晶も扱いてイった。
ギュッと光は晶をいつまでも抱き締め、暑い、と思いながらも晶も光の背中に手を回した。
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