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第4話

「ん…っ♡進藤くん、進藤くん、いる?」 「いるよ」 「あ…♡あん、はぁ、はぁ、こわい…これもう取っちゃダメ?」 「だーめ。付けたばっかじゃん」 「ああっ!目、目だけ…これ見えないの怖いよ…あっ♡ひぃっ!」 俺はアイマスクで目を隠され、バイト用の白いシャツで後ろ手に縛られて、乳首にローターを貼り付けられていた。 下は汚さないように脱いである。 つまりほぼ全裸だ。 「んー?生意気言うならこうだよ」 ローターの振動が強められた。 ブブブブブブッ 「イギっんん!ダメだって!ヒィィッあぐっ!ぁあっ♡んんん♡」 俺は目も見えず手も使えないままガクガク痙攣した。 気持ちいいっ気持ちいいっ♡ 俺だけ全裸で悶えてる。 目が見えないからわからないけど、進藤くんは本を読むって言ってた。 あれから毎月乳首が過敏になると進藤くんに嗅ぎつけられ(文字通り、匂いが変わると言われた)バイトの最後になった時更衣室でえっちなことを強要される。 俺はチクニーする現場を見られてて奴隷みたいなものなので拒否権は無い。 乳首が大人しい期間は、普通の先輩と後輩という姿勢を貫いてくれてるだけありがたい。 最初見られた時は、どうやって脅されるか冷や冷やした。 暴力を振られるか、お金をせびられたらどうしようかと思った。 でも、進藤くんは俺がよがってるのを見るだけで基本放置だ。 たまーに手を出して触ってくるけど、俺が1人で盛り上がるのを見てる方が多かった。  俺はというと、イケメンの進藤くんに見られるとなぜかすごく興奮してちんこは触られもしないのにビンビンになるし、乳首も期待でピンと張る。 赤く、いやらしく勃起する乳首は進藤くんのお気に入りだと最近知った。 そして今日は、おもちゃを持ってきたと言ってローターで責められているのだった。 道具を使うのは初めてで、怖いのにさらに目隠しまでされてすごくドキドキした。 「ああっ止めてえっや、いやいやぁ!」 「尾崎さんのイヤはもっとしてだもんね?本当にエロいお兄さんだなぁ」 ブブブ、ブブブ… 「あがっんギィっ♡やっダメダメ!本当にもう無理ぃぃいいい!!イグっイグっんん♡♡進藤くんっ出していい?もうイッてイイ!?ひっ我慢できないぃ漏れちゃうよぉ!」 「あはは、良いよ。ほら、ちゃんと見ててあげるからイキな?」 「あうっイグっイグっイグぅぅ♡♡んぁああッ」 ビュクッと精液が飛び出した。 「あーあー、ヨダレ垂れてるよ…」 進藤くんはローターのスイッチを切った。 「ひっ」 俺がだらしなく射精しながらピクピクしてたら、顔に湿ったものが触れた。進藤くんが俺のよだれを舐め始めたのだ。 「やっだめ、汚いよぉ!」 ダメダメ、俺の汚い唾舐めてどうすんのこのイケメン!? 「ゃう!!?」 しかもどどどどこ触ってんの!? なんと、進藤くんが俺の精液まみれの足の間に手を突っ込んできた。 陰嚢のさらに奥まで手を入れ、お尻の穴との間を引っ掻かれビクッと身体が跳ねる。 「あっソコなに!?やっ♡」 ぬるぬるぬる… 「ん♡ああっいや…変な感じするぅ」 「気持ちいい?」 あーっ耳元で低い声出されるの弱いからやめて… 「はぁっ気持ちいい…♡」 「ちょっとだけ入れようね」 「えっ?」 精液の滑りを借りて進藤くんの筋張った指が僕のお尻の中に入ってきた。 「あぅっ!!なに、やだやだ!気持ち悪いぃ!うぇっやぁ!」 「ちょっと我慢して、力抜いて」 「んんっん~…はぁ、はぁ、はぁ」 できないよ!お尻気持ち悪い! そんなところより乳首触ってほしいのに… はっ!違う。触ってほしく無い!何考えてんだ俺。 「キツイね。当たり前か…俺男とやったことないから痛かったらごめんね」 「へ…?男とやるって?」 「知らないの?男同士でやる時はお尻の穴使うんだよ」 「え…?」 そりゃなんとなく知識としては知ってるけど。 「え、俺のお尻に入れるの?」 待て待て俺は何を聞いてるんだ!? 「ううん、すぐには入れないよ。でも今度そういう気分になるかもしれないでしょ?」 いやいやいや何を言ってる? 気分で尻にちんこ入れないから普通! 「あうっ♡」 「あれ?」 「あああっあん!」 「おー、ここ気持ちいい?」 「えっわかんな…んんっ♡」 「見つけたー。ここなんだ…ふーん」 進藤くんがパッと目隠しを外した。 「目え見ててね。可愛いから」 「はえ?あっ♡」 ああ、イケメンの顔近い…直視しにくい…何でこんな近くで顔見てんの?しかもお尻いじられながら。 もう頭バカになる… 「あんっ待って、やだソコっ♡」 「また勃って来たよ、見て。お尻しか触ってないのにすごいね」 「うそ!?!」 下を見たら本当に勃起しかけてた。 俺変態…? 「素質あるなぁ…」 チュッくちゅ… キスされる。お口あむあむされながらお尻の穴をいじられ、全部見られて…感じてる。 乳首触られてるわけでもないのに…気持ちいい… 「進藤くん…すき…」 えっ!?!?俺今なんつった!? すきじゃねーよ!? 「あ、ちがう!顔がっ顔が好き!!」 キスをやめて進藤くんがびっくりしている。 ああ、もう何言ってるの!? 「尾崎さん…あんた…」 どうしよう!変なこと言っちゃった! わー、ばかばか頭どうかしてるよ! 「んーっ」 誤魔化すためにこっちからキスした。 結果的に告白してキスしたみたいになってることにこの瞬間気付いてなかった。

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