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第8話

「よかった、乳首敏感な時期じゃなくても俺で感じてくれたね」 「はぁ…?」 両手で頬を挟まれて見つめられる。 この目で見られたら何もかもどうでも良くなっちゃうんだよな… 「尾崎さんはカフェのバイトを辞めて、今後はその分うちに来てね♡金額はとりあえずカフェの倍。もっと欲しかったら言ってね。俺、尾崎さんがいたらきっと勉強頑張れるから。何もしないのが嫌なら、俺が尾崎さんにしてもらいたい事毎回ちゃんと決めておくから安心してね」 え…?は?カフェのバイトを辞める?? 何でそんな話になってるの?? 「尾崎さんぼーっとしちゃって…大丈夫?」 「え…なんで俺がカフェ辞めるの?」 「だから、うちで働くからだよ?」 「そ、そんなのしない…」 俺は首を振った。 「まだ言うの?こここんなにしておいて」 ベタベタのペニスをグッと握られる。 「ひぅっ!」 イッたばかりの性器の先端をぐにぐに揉んでくる。 「やめて!やめ、そこいやぁ!ダメっ!イッたばっかりぃい」 俺は涙目で訴える。 少し手の力が緩められた。 「言うこと聞いて欲しいな…わかるでしょ?尾崎さんには拒否権ないんだってこと」 ごく優しく、ペニスの先端が撫でられる。触れるか触れないかの感触だ。 「んん…♡」 こんなのーーー脅しだよーーー 言いなりになりたくないけど、進藤くんのくれる快感に俺は逆らえそうになかった。俺ってこんなに快楽に弱い人間だったの? この乳首のせい?それとも進藤くんのせい? 「わかった…店長に辞めるって連絡するから…もう離して…」 「ありがとう」 進藤くんは心から嬉しそうに笑った。 何考えてるのかよくわからないや。 それに、自分でも自分がわからない。 結局、その後もう1回進藤くんにイかされてやっと解放された。 進藤くんは俺が2度目に出した精液を指ですくって舐めていた。 信じられないくらい恥ずかしくてショックだった。何がなんだかもうわからない。進藤くんが俺のことを好き? 本気で? バイトを辞めさせたりするなんて正気じゃない。 ただし、自分の精液を舐める美しい男の姿に欲情したのも確かだった。 進藤くんと同じくらい俺もどうかしていた。

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