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第9話

俺は本当にカフェを辞め、その翌週から進藤宅に家庭教師をしに行くことになった。 * * * * * 「あっ!あっんんっ」 ブブブ、ブィイーン 静かな進藤くんの部屋に俺の喘ぎ声とモーター音が響く。 「ひっ、いやっああっ」 俺は全裸でアイマスク付けられ、後ろ手にファー付きの手錠で縛られていた。その状態で進藤くんのベッドの上に転がされている。 そして、お尻にはローターを入れられていた。 ブィイイイイン… モーター音が強くなる。 「待ってっやめてぇっだめ!ああっぐぅ…んんっ♡」 「………」 カリカリカリ、カリカリ… 進藤くんはデスクに向かって勉強に集中している。 俺はその横のベッドで拘束され、1人身を捩っては喘ぎ声をあげているのだ。 「はぁ、はぁ、はぁ…」 せめて声を抑えようとするのに、進藤くんがたまに思い出したようにリモコンをいじってローターの強さをMAXにして来るので、その予測不可能な動きに声を抑えるのは無理だった。 ペンが走る音的には集中して問題を解いているように聞こえるのに、たまにリモコンも操作してる… ちゃんと勉強できてるの? 俺が家に来ることで逆に勉強が疎かになるんじゃないのか? ブィィイイイン 「あぅっ!はぁん♡あっあっイク!イッちゃう、だめ、やめてぇ♡」 「尾崎さん、ちょっと静かにしてくれる?集中出来ない」 「ひっんん…ごめんなさいぃ…んんっ」 そっちがいじめてくるからじゃん! 俺は体を痙攣させながらもなんとか堪えた。 進藤くんの勉強が終わるまで、決められた格好でイクのを我慢するというのが今日の俺に与えられた仕事だった。 馬鹿げてる…こんなのが仕事だなんて! 「んん…ふぅ…ん♡」 ああ、声出ちゃいそう…もうイっちゃいそう、早く早く……進藤くんまだ? 「ひっ♡ぃい…ん…ぁ…あ」 俺はイクのを堪えるため、足をモジモジして、腰を振って快感を逃そうとした。 でももうそんなに持たない! お尻のローターだけでイっちゃいそうだ…こんなの恥ずかしい。 ああ、乳首もちんこも触って欲しい…進藤くんがグリグリってしてくれたら… 「あっダメ!くるっ」 俺はうっかり進藤くんに乳首を触られることを想像して気持ちよくなってしまい、せっかく我慢していたのに弾みで精液を漏らしてしまった。 「あんっああっやぁああっ♡ダメ待ってっあっはぁ…♡でちゃ、出ちゃったあぁ♡」 ダラダラと液体が溢れる感触が太ももを伝う。 デスクではペンを置く音と、進藤くんのため息が聞こえた。 「はぁ、全く…我慢できなかったね尾崎さん」 「あぅ…ごめんなさい…ごめんなさい…許して…怒らないで」 ギシッと音がして進藤くんがベッドに腰掛けた。 俺は羞恥と恐怖で身を竦める。 「あ…お願い、もう取って…」 「は?言うこと聞けずに射精しておいて何言ってんの?」 「ぁ…は…ごめんなさい…進藤くん怒った?どうしたらいいの?顔、見えないから怖いよ…」 震えながら訴える。 「ああ、怒ってないから怯えなくていいよ。震えてるね」 耳の横の髪の毛を撫でられる。 「可愛い…すぐに気持ち良くなっちゃうダメな先生だね…」 唇をペロッと舐められ、キスされる。 「ん…ん♡」 進藤くんのキスは気持ちがいい… 何かわからないけどいい匂いがするし安心する… 家庭教師として雇われたのに、勉強はあまり教えてもらう必要がないから他にやって欲しいことがあるって言われここにて来た。 そして今日来てみて出されたのが手錠とアイマスクとローターだった。 俺はてっきり単語帳を作ったり、ノートをきれいに整理したりという作業をやらされるのかと思ってたから驚いた。 でも例によって俺は進藤くんには逆らえなくて、結局この有り様だ。

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