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第10話
俺は…この状況がやだって言いながら本当は喜んでない?
進藤くんがバイトを辞めてガッカリして、その後連絡が取れて…家庭教師をやることになって嬉しいと思ったんじゃない?
なんで…?
「んっぅん!」
進藤くんが俺の乳首を摘んだ。
あ…っやっと触ってくれるんだ。
気持ちいい…♡
「進藤くん、お願い舐めて?」
「おねだりが上手だね。本当に悪い先生」
ペチャ…くちゅ
「ああんっ♡」
手は今度は性器に伸ばされ、乳首を舐めながらしこしこと竿を擦られた。目が見えない分感覚が余計に敏感になっている。
「あっ両方っいいっいいっ!」
俺は腰を振って進藤くんの手にペニスを押し付けるようにしてしまう。
「気持ちいい?動きエロいよ、尾崎先生…♡」
「ああっ先生って言わないでぇ」
先生じゃない!何も教えてないし、こうやって喘いでしかいない!
大学生にもなって、高校生に散々触られて喜んでる変態だ。しかも相手は男の子。
バイトまで辞めちゃって…俺は何がしたいんだ?
今まで普通に真面目に生きてきたのに、乳首がおかしくなって…
だから俺は悪くない…身体が変だからしょうがないんだ…!
「ああっイク!」
俺がそう言ったら進藤くんは乳首から口を離した。
「あっやだ、やめないでっ」
すると次の瞬間ペニスが温かく湿ったもので包まれる感じがした。
え?まさか咥えられてる…!?
「ダメっそんなとこ汚いのにぃっ!」
じゅぷじゅぷと音を立ててしゃぶられ、指はローターを押し込むように後ろの穴に入ってきた。
しかもスイッチを入れられる。
ブブブ…
「ヒィッ!奥!やっいやっ!!」
指でローターをぐいぐいと押され、中で気持ちいいところにゴリゴリと当たる。
「ぎっ!んんっぐぅっそんな奥だめっだめぇ♡そんなの変っいやぁ」
当たるたびに身体がびくんびくんと跳ねる。
「すげぇ、先生やば…そんな気持ちいいんだ?」
「ちがっちがう!ひぃっ♡あぅう…あっいぃっんん♡」
ブィィイイイン…
じゅぷっじゅぷっじゅるるるっ
「ふぁああん!いやあっ吸っちゃダメ!あはぁんんっ♡♡出ちゃうっイクイクイクゥゥ♡♡」
びゅくびゅくっ!!
俺は腰を浮かせて進藤くんの口にペニスを押し付けながら射精した。
「なにこれぇ、きもちいぃっきもちいいっはぁ、はぁ、はぁ♡♡進藤くんのばかぁ…こんなのダメぇ…♡」
進藤くんは俺の精液を搾り取るようにしばらくの間じゃるじゅると啜っていた。
端正な美形がそんなことをしているのを想像して、見てもいないのに顔が赤くなった。
「だめ…進藤くん離して…」
進藤くんはようやく口を離し、指を中から抜くとローターの紐を引っ張ってそれも中から取り出した。
ズルッと抜けていく感覚に、ブルッと震えてしまう。
「ああん!」
「よくイケました。すごく上手だったよ。あんなに激しくよがってくれるなんて嬉しい」
「はぁ…はぁ…」
精液…全部飲んだの…?
なんてことするんだよ…ばか…
「これで勉強も捗りそうだよ。ありがとう」
頬に優しくキスされる。
これで勉強が捗る!?そんなわけないだろ!
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