9 / 86

第9話

1ー9 身体検査 2人の男たちは、俺の全身をくまなく調べ始めた。 まずは、首すじから指先で辿られ、胸の頂を摘ままれた。 「あっ・・やめっ・・」 「感じていますね」 男たちの手は、俺の下半身へと下がっていった。 「あの、ちょ」 「お静かに」 濃茶の髪の男が俺の唇に指を押し当てた。 「足を開いて」 「えっ?」 男たちの手で足を開かされた俺の股の間まで、2人は調べていった。 「んぅっ・・」 赤毛の男に双丘を割られて秘密の場所をさらされて、俺は、びくっと体を強張らせた。 その男は、俺のそこに濡らした指をつぷっと差し込むと中をかき回した。 「えっ?あぁっ!そ、そこは・・」 俺が呼吸を乱してそこを締め付けると満足したのか男は、指を抜き去った。 「すばらしいお体をお持ちでございますね、イガー様」 俺は、男に誉められてますます顔が熱くなった。 今度は、濃茶の髪の男が俺の前から股間に触れてきた。 「こちらは、お年のわりにおかわいらしい」 余計なお世話だ! 俺は、その男の手から逃れようとしたが、背後から赤毛の男に両手を捕まれてしまい身動きがとれなかった。 「しばらくのご辛抱でございます」 「あっあぁっ・・」 濃茶の髪の男の指が俺のものに絡み付き擦りあげた。 裏側を爪先でつぅっと辿られ、俺のそこは、たまらず屹立してしまった。 「立たないわけではないご様子で安心いたしました」 濃茶の髪の男が鈴口を爪でぐりっと弄った。 「ご噂では、あなたは『いかずのセイ』という二つ名をお持ちだとか。てっきりお道具が使い物にならないのかと思い心配しておりました」 「・・るせ・・」 俺は、涙目で男を睨み付けた。 茶髪の男は、にっこりと微笑むと俺のものを咥えた。 「はぁっ・・んぁっ・・」 俺は、初めて口でされてその快感に脳が溶けそうになっていた。 口で奉仕することはあったけど、されることなんてなかった。 「あ、あぁっ・・!で、出ちゃうっ!」 「お出しください、イガー様」 茶髪の男が俺のを咥えたまま言った。 俺は、初めて感じる快感に体を震わせて男の口中へと精を吐いた。

ともだちにシェアしよう!