「そりゃ学年1位の高木様に勉強を教えてもらってたらいいよな」 「テスト近いし俺らも勉強会しないとな」 「なー」 すごく居づらいここに 「だから今日は悪いんだけど先に帰って」 「分かった、来週は俺たちのことみてくれよな」 「うん」 2人は帰っていった 「ごめん俺なんかに付き合わさせちゃって」 「気にしないで、あいつらとは中学から同じだから変に意識しちゃうんだよ」 「中学から一緒なんだ、なかいいね」 「うん、さぁーて今日の課題終わらせようか」 キーンコーンカーンコーン と帰りの予鈴がなった 「あ！！もうこんな時間」 「時間たつの早いね」 「うん、今日このあとまだ時間ありますか？」 「ん？あるよ」 「どこかで課題の続きしたいんですけど…いいですか？」 「いいよ、そしたら俺ん家にする？」 「え！？高木の家！？」 「そしたら向かおうか！！」 うわぁー友達の家とか初めてだ！！ でも ブーブー 「電話だ、悪い出る」 「うん」 『もしもしえっあっ小山さん！？なんで電話番号知って…』 小声で会話を始める 『君のこと好きだからだよ』 『うぅ』 『今日さ君を犯したいんだけど会える？』 『小山さん予約はサイトからしてください、それに他の人もう予約入ってるんですよ』 『本当に？』 『本当です』 『じゃぁ何時から？』 『それは関係ないじゃないですか』 『君にGPSつけたんだよね』 『！？お脅しですか？』 『今なんで学校なんかにいるの？もしかしてそこが母校？』 『…も…もう電話切りますよ』 ブチ ヤバい、GPSなんていつの間に… 「大丈夫？顔が青いけど」 「あっ…ごめんなんでもない、あと今日ごめんやっぱりいいわ、帰ろ」 「今の電話となにか関係があるの？」 「ん、いや大丈夫、なんでもない」 帰宅 見張られてる…服洗濯して風呂入ればきっと壊れるはず あれ？でも制服であったことないよなもしかして体内に埋め込まれた！？ てかそしたらこの家のことも知って… 鍵しめたっけ 慌ててしめにいく ブーブー 「ひっ誰？」 『もしもし』 『どうした？なにその声？』 『五十嵐さん？』 『うん、そだよ』 ガタン！！ なに今の音 『どうしたんですか、電話なんて珍しい』 『今朝会ったじゃんそのときなんで制服着てたのかなぁーって思って電話してみた』 『あっあれは制服デートをしてくれっていう予約が入ってて近所のお古で貰ったんですよ』 『あー制服デートかいいな俺も今度やりたい！！』 『それなら予約いれておいてくださいね、それだけですか』 『うん、歩夢君どうした？震えた声するけどなにかあった？』 『なんでもないです、おやすみなさい』 『そっかなにかあれば連絡しろよ、おやすみ』 「はぁはぁ」 後ろにいるなにかがずっとこっち見てる もし小山さんなら監禁されそうだな… 他の誰かだったら…犯されるか ドクンドクンと高鳴る鼓動 「なにかご用ですか？」 と振り向くとそこには誰もいなかった 「勘違いか…小山さんの電話でビクビクするなんて…」 「お風呂はいろ」 その日はなにもなく終わった