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第52話 田所南

俺の顔が歪むのと同時に俺のものがドクンドクンと脈打つのが聞こえてきた 次の日 「ねぇ田所くんちょっといいかな?」 「なんだ?みんなのアイドル田所南だよーん♡」 とピースしてきた 「なにそれ?」 俺は目を細め淡々と答える 「俺の新しいポーズだよーん」 「ふーん、まぁいいや来て」 「じゃみんな話の続きはまたあとでね♡」 視聴覚室 「本当に人気者だね、うらやましいよ」 「えへへ、俺って昔からそういうのあるんだよね~~」 「ふーんじゃぁこれもそうなのかな?」 と昨日のシーンを田所に見せる 「……」 静まり返る教室と田所の目、冷や汗 口が歪みそうだ 「…へ?なにこれ?」 「昨日さ塾の帰りにたまたま見ちゃったんだけどこれ」 と田所に近づき 田所の肩を掴むと ビクッと体が震えた 「……な…なんの冗談だよ…これ?」 と目が合う 「これから俺の言うこと聞いてくれたらこのことは黙っててあげるよ」 「まてまてまて…俺じゃないし!!」 まだはぐらかすなんて 「ここの会話聞いて」 「へ?」 【あっはぁ、南くんいつもここぐりぐりされるの気持ちいよね?】 「…っ」 「ここさ君の名前、君のよがってるとこみちゃったんだよね」 「で?俺ので抜いたの?」 顔が最高に歪む 「へーあっさりと認めたんだね」 田所は小山の首に手をまわし 「どうする?俺とやっちゃう?」 ガッと髪をワシ掴みにしそのまま机に叩きつけた 「はっふさげるなよ、お前は今から俺の…」 「奴隷か…他のやつと変わらないクソだな」 と田所がいうと 「ハハハ」 と俺は笑い転げた 「なに、お前変なやつだな…普通だったら俺を嬲るでしょ」 「俺はクソとは言われたくねえしな」 だが、目がギラギラと光っていた、俺を見るときの狼の目をしていた 「変なやつ……」 と小さくつぶやく 自宅 こんなにも人と関わると面白いのか 楽しすぎてイカレソウだ はぁーどうやって嬲って、恐怖をあの顔に貼り付けてやろうか 放課後 「俺のこと分かったんならさ、今日仕事入ってるんだけど、まだ尋問続くの?」 「仕事入ってるの?」 「あぁ入ってるさ」 「へーどんなことやるの?」 「あれ?興味沸いたの?」 と田所から誘ってきた 俺のあごを持ちキスをする ぐちゅぐちゅと ぷはっ 「ご馳走様」 ぺろりんとし 小山の表情を見ると冷めた目つきでこちらを見ていた くっなんだこいつやりづらい 「ふーんこれが君のキス?ならお返し」 小山からキスをしてきた なに!?濃厚すぎる!! 「ぷはっご馳走様」 とろんと田所の顔が歪む 顔が赤らみ、這いつくばる 「あれ?たっちゃったのかな?ここかな?」 とペニスを踏みつける 「あっ!?」

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