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第23話

「もうもうもう! さっきから、修斗は恥ずかしいことばっかり聞いてくるじゃん!」 「って、そういうことない方がいいのか? じゃあ、ノーマルの方がいい?」  そう聞かれ薙は黙ってしまう。 それに気付いた修斗は、 「ま、二人でヤるってことはそういうことなの。 今は一人じゃないんだから、二人で出来ることを楽しまないと損なんだとだぜ」  そこまで言われると言い返せなくなる。 二人でだから出来ること、二人でだから気持ちよくなれることの方が多いのだから。  修斗が言ってることに納得したのか修斗のことを見上げ、 「うん……分かったよ……。 なら、修斗……今日は修斗の言うことちゃんと聞くから、気持ちよくしてね……」 「そういうこと……。 俺に任せてくれれば、薙のこと気持ち良くさせてあげるからさ……。 だって、今までネットとか見て色々と知識持ってるからね。 それを実行出来る時がきたんだからさ」 修斗はボディソープを手で泡だてて、薙の体を洗い始める。  そして双丘を撫でるように洗っていると、 「今日はこの中に俺のを挿れて中に出すんだからね……。 そう言われると、ココ、ムズムズしてこないか?」  そう言いながら薙の後ろの蕾の入口部分を指の腹で撫で上げる。 「ふぅ……ん……」 修斗にそう言われ体の方もそういう気分になってきたのであろう。 腰をくねらせて修斗の指でさえ擦りつける薙。 「本当……薙っていい反応してくれるよね。 って、もう、欲しいの? 期待するのはまだ早いからね。 今はまだココ洗うだけ……それに、お医者さんゴッコの続きするんだしさ」  修斗は本当に薙の体を洗うだけで留めると、 「もう、洗い終えたし、出ようか? 続きは出てからね」  そんな中途半端に止められて薙は溜め息を漏らす。 体は今のだけで十分火照ってきている。 だがイけそうでイけないもどかしさに溜め息しか漏れない。  修斗はそんな中でも、さっきの白衣を着ていて薙も仕方なしに洋服に着替える。 「北村さん……もう一度、ベッドに横になって下さい……」  と言い修斗はいきなりさっきの続きを始めるのだ。

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