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第25話

「自分一人じゃ、こんな事も出来ないだろ?」 「んー……で、出来ない……ぁ……やぁん……」 「ほら……もう……こんなにお前の胸勃ってきた」 「ん! ンん! あー……ダメぇ……」  薙はそう言いながら背中まで反らすのだ。 「ぁ……僕……それだけでも……ん……イちゃいそう……」  そう色っぽい表情で修斗のことを見上げる。 「まだまだ……ダメだよ……そりゃ、若いから何回でもイけそうなんだけど……あまりイきすぎると痛くなっちゃうからね。 だから、毎回やる時は一回って決めようか? イきたいだろうけど……我慢した方がいいってこと……それに我慢した方がイった時の快感がいつもと違うって聞いたことがあるし……痛いよりかは気持ちがいい方がいいでしょ?」  その修斗の言葉に薙は頭を頷かせる。 「じゃあ、これで、薙のモノに栓するね」  なんて笑顔で言う修斗。 まさかチューブで栓をされてまでイかされないとは思っていなかったことだ。 「いやぁ……流石にそれは……」 「じゃあ、最後までイかないように自分でコントロール出来る!?」  その質問に少し考えると薙は首を振る。 今のだけでも我慢出来そうにないのに、これ以上のことをするのであれば我慢出来ないであろう。 だから首を振ったのだが、 「でしょー! だから、これで栓をした方がいいんだよ。 ま、最初は痛いかもしれないけど……多分、慣れれば大丈夫だからね。 それに、まだ、こういうことは授業でもしてないけど、いずれやるかもしれないから、薙は俺の練習台な……」  修斗はそのチューブの先を薙のモノの先端にゆっくりと入れていくのだ。 「やぁん……やめてーぃ……痛い……って……」  流石に痛いのか、今にも逃げそうな薙の腰を押さえ、 「初めてやるんだから仕方ないだろ? 痛いのは我慢してくれよ……」  そう言われても痛いものは痛い。 自分でもやったことがないことなのだから。

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