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第4話
「着きました」
『ここ、が』
美玲は息を飲んだ。
こんなに大きな館は
見たことがない。
「剛様は、後もう少しで
到着しますので
そこの部屋で待って
いて下さい」
『分かりました』
(一体どんなお方なのだろう)
美玲は、ますます不安になった。
「美玲様、剛様が帰ってきました」
『これが美玲、か』
剛は不適な笑みを浮かべた。
『安藤、すまないが席を外して
くれないか』
「はい。失礼しました」
執事が出て行くと、美玲は
気になる事を質問した。
『どうして、私を
買ったのですか?』
『理由がいるのか?
ただの気まぐれだ』
腑に落ちなかった。
気まぐれで、人を
買うだろうか。
『早速、お前の務めを
果たしてもらう』
そう告げると、剛は美玲
の着ていた着物を剥ぎ取った。
『何?どうして・・・』
『俺は、お前を買った。
何をしようが俺の勝手だ!!』
『そんな・・・』
『お前は、俺の言う事だけ
聞いていればいいんだ』
美玲は、ある程度覚悟を
していたが、それは甘かった。
『んん』
剛は唇を貪った。
『やめっ、あっダメぇぇぇ
そこ舐めないでぇぇぇ』
『お前は感じやすいな』
『あっ、らめぇぇぇ』
乳首を愛撫されただけで
美玲は感じていた。
『では、ここを触ると
どうなるかな』
そう言うと剛は美玲の
秘部を上下に揺さぶった。
『らめぇぇぇ、気持ちいい
よぉぉぉ、イっちゃうぅぅ』
『もう、イクのか。
こらえ性のない、つだ。
ほら、イっていいぞ』
秘部を揺さぶっている手を
速めて、美玲はシーツに
精を散らした。
『これからお前は私の物だ。
覚えておけ』
『は、い』
美玲は逆らえなかった。
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