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第78話 友哉

そんなトコロを咥えることや、 これから起こる予定のもっと信じられない、男同士でするすべては、 那津だけは平気なことなんだってことがわかって欲しい。 「恥ずかしがってるお前も可愛いけどな」 こうやって見れば、 あたらめてこの男はまだ幼いんだってことに気づく。 一回り年下の、 裸になることにさほど抵抗がないはずの那津。 俺より経験の多い、こんなことには慣れっこのはずの那津が、 俺にされるすべてにどこか驚いて、 素で恥じらう姿はそれはもちろん可愛くて、 きっとこれがコイツの本当の姿なんだろうと気づいて嬉しくもなる。 けれども今日はちゃんと繋がりたい。 それは言葉通り、 現実にカラダを繋げるって意味でそうしたい。 「大丈夫だ那津。 俺はちゃんとお前を見てお前を抱きたいって思ってる」 柔らかい頬を撫でてほっぺにキスをして、 また、唇を塞ぐ。 何度しても、那津の唇はまた塞ぎたくなる色と形をしているのだ。 短いキスを何度かすれば、ようやく、 那津の両腕が背中に周って、俺の身体を引き寄せた。 そうして、那津が自分から口を開いて舌を差し出すから、 俺はその誘いに応えるように、しばらく舌を絡めた。 「・・・っ・・気持ちぃです」 唇を離した途端、吐息交じりで素直に言われて 思わず顔がほころぶ。 「なら良かった」 するとそのまま、 那津が大きく息を吐いて目を伏せて睫毛を震わせてた。 間近で、そのなにげない仕草がやたら色っぽくてドキリとする。 「一緒に気持ちよくなろうな」 「・・・ぅん」 ようやく力が抜けた那津の身体をもう一度、 唇で味わうように 首筋に 鎖骨に くっつけては離れる。 手のひらで腰回りを撫でて、 汗で湿った弾力のある肌の上を出来るだけ優しく手を滑らせながら 脚を開かせて持ち上げると、 今度はこれから使うその入り口にキスをすれば、 やっぱり那津は声をあげて震えた。 「っ・・ともちゃっ・・ぃいっ・・そんなのしないで・・」 せっかく力が抜けたと思ったとたん、 また力む那津の腰を押さえつけた。 「もっとだろ。那津」 「ともちゃ」 「もっとしてくださいだ。那津」 すると敏感な全身が跳ねて震えて、 合わせて那津はまたどこか甘えるような声で可愛く喘いだ。 「恥ずかしいってば・・」 「いいから力抜いてろ」 とは言いつつも 覚悟は決めてるとはいえ、そんな場所は こんなにじっくり見たことも舐めたことも初めてで、 さすがにどこか戸惑いを感じる自分に気づく。 乱暴な言い方をすれば、 ぶっちゃけ相手が男でも女でも 突っ込む場所は違えど、こっちのやることはさほど変わらない。 それでもどこか少しばかり緊張するのは、 そんな場所のどこをどうしたら気持ちがいのかがわからないからだった。 つまりは 「俺も。緊張してる」 だってこれはある意味、、、 「男相手は俺は童貞ってことだからな」 ふぅっと息を吐いて本心を伝えれば、 那津のすべてが晒された絶景の向こう側で、 こちらを見つめたそのクリっとした目は、 それだけで俺をホッとさせた。 「俺の二度目の童貞を、那津がもらってくれんだろ?」 「ともちゃ・・」 本心を伝えてしまった恥ずかしさが薄らぐと、 初めてが2回あるってそれはなかなか貴重な体験なんじゃないだろうかと なんだか勝手に吹っ切れた。 「マジで違ったら教えろよ」 「・・ぅ・・ん」 那津がうなずくのを見届けてから、 もう一度その場所へ唇をよせて舌で入り口全体をぐるりと舐める。 那津が声をあげて、ソコは卑猥にヒクヒクと動いた。 腰を高く上げた格好は、あまり長いと那津が苦しいかもしれない。 腰の下に枕を入れると、 那津は一瞬とまどった顔を見せたがそのまま従った。

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