男もナカだけでイけるらしいってことは事前情報で知っている。 だがそれを目の当たりにすると、 その光 景は信じられないくらいに淫猥で、 むしろ女性よりも言いようのないイヤらしさと 可愛らしさがあるんだと知った。 ビクビク小刻みに震える身体の揺れがしずまるのを少しだけ待って、 俺はまた、ゆっくりと動 き出す。 「っんぁあ、あ、っ、・・まぁっ・・、てっ、っぁん・・っ・・」 明らかにさっきより余計に敏感になったらしいその反応に、 反射的になのか、 喘ぎながら身体が逃げようとするから、 細い腰を両手で掴むとそのまま少し強引に引き寄せて そのまま全身を揺らす。 「はぁ、、エロ」 オクに突き上げるたび、那津は喘いで先っぽから透明な液体が溢れる。 「っゃんぁあ、っあ、っゃあ・・っ・んぅ、・・っうぁっ・・あ、あっ」 さっきよりも素直に声を出す那津に満足する。 それはもう、我慢ができないって声。 あからさまに気持ちよさを表現してくれていて、 自分がそうさせているのだと思えば俺自身も興奮して、 下半身の動きはおさまることが出来ない。 「んちゃ・・っ・・いっちゃんっ・・、あ、あっ・・・」 那津の、言葉にならない声はこの世界のどれより淫らで愛しい。 「いけよ」 「んぁあっ・・ぁあっあ、あっ・・らぁめ・・っ・・んぅぁあぅーー・・っーー・・・・・」 するとあまりに簡単に、 また、その細い全身が痙攣を繰り返すから思わず笑ってしまった。 「、、、大丈夫か？」 「っはぁ・・・っ・・、っ・・はっ・・・ぁ・・」 ビクビクしすぎな身体が愛しい。 繋がるソコを、抜けないように注意しながら ピンクに染まった那津の顔を覗き込めば、 どこか焦点の合わない瞳はより潤みが増して、 やたらとその色っぽさを強調してる。 「気持ちぃ？那津。お前の口からききたい」 「っはぁ・・っ・・ぃ・・っ・・き・・もち・・っ・・きも ち・・よ・・すぎ・・っ・・」 ようやく聞きたかった言葉をその声で聞けて、そんな風にきけて、 嬉しさで唇を塞ぐとまた、その細いカラダはビクっと揺れる。 那津がする反応のすべてに、 満足と安堵が混ざる心地よさが広がった。 「ナカでイってもこっちは萎えたりしねーのな」 そんな場所であれだけイっても、 那津の膨らみきった先っぽは透明な液体を漏らすみたいに垂らすだけで、 いまだ、はちきれそうになったままで揺れている。 「っ・・はぁ・・っ・・ん・・・デ るまでは・・けっこうへーき」 「触んなくても出せんの？」 「っ・・・そういうときも・・ある・・・」 「触ったらどーなんの？」 「・・・っそんなの・・でちゃうに決まってるでしょ」 「触って欲しい？」 するとなぜか押し黙る那津を見つめ続ければ、 長い睫毛が揺 れて視線が外れる。 「・・っ・・まだ・・触んないで」 「まだ？」 「まだ」 「まだって？」 「だ・・・から・・っ・・出ちゃうから」 「出ちゃダメなのか？」 「出ちゃったら・・・終わっちゃうでしょ」 唇を尖らすようにして言うその表情にやけに気分が昂る。 「なんだそれ。出ちゃっても終わらせなきゃいーだろ」 「っなに言って・・っ・・」 思わず顔がニヤケると、 那津のクリっとした目がより大きくクリっとして、 どこか焦る顔をするのがさらに俺をゾクゾクさせる。 「っちょ・・っ・・ともちゃ」 すべてを言い終わる前に那津の唇を塞ぐ。 今夜はいったいどれだけ、この唇を占領できるのだろうか。 塞いだ唇をそのままで、 今度は最初から激しくオクまで届くように腰を振った。