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第7話

腹ばいで横たわる航平、なにやら背後からカチャカチャと金属音が鳴る。 手錠が解かれ、拘束されたままだった両手が楽になった。 樹は何事もなかったかのように、部屋着を纏い、部屋を後にし、戻ってきた手元には飲み物やプリンがあった。 無言でそれらを差し出され、 「いいから飲めば?お仕置きするよ」 グッと胸を鷲掴みにされるような...不思議な感覚があった。 ウケも初めてで、バリタチではあったが、お仕置き、なんてものはしたことはなかった。 あー、また、逃げられちゃうのかなあ。 そんな思いで口を尖らせつつ、樹はプリンをスプーンで掬った。 「ただいまー」 半ば、諦め半分で翌日、樹が帰宅すると、 「さっき、先生がいらっしゃったところよ」 母からそう聞き、慌てて階段を駆け上がる。 ドアを開けると、爽やかな笑顔を浮かべる航平が振り向いた。 「おかえり、樹くん」 「た、ただいま、先生...」 勉強を終えた後はお仕置きタイム。 「家庭教師の癖に、俺より頭が悪いんだな!」 バチン!と拘束は無く、首輪が嵌められただけの全裸の航平の尻を叩くと、 「ごめんなさい、ごめんなさい!」 と泣きじゃくる航平。 「腰を左右に振ってみろ!」 航平は惜しげも無く、ゆらゆらと昨日、散々、叩かれ、薄らピンク色になった尻を左右にゆっくり揺らす。 「ったく、淫乱だな。お前が教えることはそれだけか」 樹の素足で尻は踏みつけられたかと思えば蹴り上げられ、 「ああん...っ!」 思いがけない甲高い声が漏れた。 航平も驚くことに、帰宅するや否や、暫くは教え子に犯されたことに肩を落とした。 が、時間を置くと、新鮮な交尾を思い出し、今まで触れることのなかった恥部を撫で、指を潜めた。 年下の、中三の勃起を挿れられ、散々、見た目によらない巨根な勃起で擦られ、白濁を流し込まれた。 気がつけば、また虐められたい...と思い起こしながら、甘い息を上がらせながら差し込んだ指で自分を慰めた。 気がつけば、カリキュラム通り、毎日、樹の家庭教師として訪れては、樹の好む玩具になった。

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