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第四十七話 18禁
僕の目の前で、月美くんは無言でシャツのボタンを外してく。
その指の動きが、どこまでも静かで、どこまでも綺麗で、まるで僕を見つめながら、ゆっくり
心を解いてくれてるみたい。
ぴん、と襟が外され、露わになる胸……。
下着のラインがちらりと覗いたかと思ったら、
次にはもう、ベルトが外されて、スラックスが
滑り落ちてく。
「ぁ……の、涼風さんの前で、裸になるの……
変な感じ……です……ね」
「ん……おたがいさま……でしょ……」
そんなことを呟きあいながら、月美くんは僕の
脚のあいだに立って、指でパンツの縁を摘んで、
ゆっくりと腰を抜いた……。
――視界が染まる。
「わぁ……」
白く透けた太ももに、細い腰。
薄暗い照明の下でも、月見くんの肌はなめらか
に艶を帯びてて、その中心にある月美くんの……
「すご……ぉ♡ち○ぽ……おっき……ぃ……」
ち○こって呼んでは失礼な月美くんのち○ぽが、じん、って赤く滾ってた♡
「ち……って……そんな……まじまじ……」
「はぁ……♡」
言葉の代わりに、僕は手を伸ばした。
指でそっとなぞると、ぴくりと震える。
根元から先端へ、指を絡めるように撫でたら――
「っ……くぅ、ん……」
月美くんは小さく喉を鳴らした。
その声が、あまりにも甘くて、僕はもう我慢できなかった。
口を開き、そっと、亀頭に触れる。
舌先でちろりと舐めると、震えるような鈴口が
僕の唇を濡らした。
「……そんな……っ、あっ……ふ、ぅ……」
月美くんの声が、震えている。
普段は、キレイで、カッコよくて、冷静な
月美くんが今、僕の目の前で……僕の目の前だけで……僕の口の中で、こんなに熱くなってる。
じゅる、ちゅぷっ――
僕は唾液を絡めながら、月美くんのち○ぽを
口いっぱいに咥え込んだ。
喉の奥まで届かせるたびに、月美くんの腰が
ふって引かれて、そのたびに僕の舌がぬるりと
絡みつく。
「んっ……だ、だめ、です……そんなに吸ったら、俺……ん……ふっ……」
くすぐったそうに、でも苦しそうに言いながら、
月美くんが僕の頭にそっと手を置く。
「だめ……涼風さ……ん……涼か、ぜ……さん……」
指が髪を優しく梳いて、射精を堪えるみたいに、
僕を何度も呼んだ。
「……ふ……ぁ……あッ……んんッ……」
その声が、あまりに甘くて、切なくて、
僕はもっと感じさせてあげたくなった。
じゅるる……じゅ……じゅぽ……じゅっ……――
ぬるぬると根元まで舐め上げて、
舌を巻きつけるように吸い上げるて――
「……っう……!」
震える声が、空気を震わせる。
でも、そこまで……。
僕はがっちがちに硬くなったち○ぽから唇を離した。
糸を引く唾液の先で、月美くんのち○ぽが、
びくびくって跳ねてる。
月美くんは、赤い瞳を潤ませたまま僕を見ている。
「……ぁ……う……なん……で……」
その問いに、僕は一呼吸置いて、見上げた。
「ん……月美くんと、もっと深く、繋がりたい……お口だけじゃ……足りないの……」
恥ずかしさなんてどっかに飛んで言った僕は、
ソファに背中をもたれてゆっくり両脚を開いて、月美くんに――
「セックス……して……いっぱい、月美くんの
で、僕を、可愛いがって……」
そう言った――
「ッッ………………は……い……」
言ったら、月美くんの手が、そっと僕の手と
バトンタッチして両脚を開かせる……。
ソファの柔らかさと、月美くんの体温が混ざって、もうそれだけで、息が上がりそうだった。
「……入れ……ますよ……」
その声は、低くもなく高くもなくて、甘くて、
凄く緊張してて、まるで喉の奥から、熱を
零すみたいな囁きだった。
「う、ん……ンンッ!!」
ぬるりと、僕のお尻の入り口に当たる亀頭……。
触れただけで、身体が跳ねてしまいそうになる。
「……っ、ゆっくり……月美くんの……おっきぃ……から……あ……」
「っ……はい……やさし……く……します……んっ」
言葉の通り、月美くんは僕の目を見つめながら、
僕のお尻の奥に、ゆっくりと――やさしく、
じんわりと――挿入してきた。
「はぁ、あ、熱ぃ、の……凄ぃ……僕のなか……
月美くんで……いっぱい……ん……」
ぬくもり……なんて言葉じゃ、表わせない熱が僕の内側を押し広げてくる感覚に、僕は思わず
腰を引いてしまいそうになるけど、月美くんの手がそっと、僕の太ももを支えてくれてた。
「……涼風さんのなか……すごく……あったか……ぃ……」
……そんなこと言わないで……
嬉しくて、もう――
「あッ……ッッ!♡」
僕の奥に、ぬちゃって届いた瞬間、堪えきれなくて喉の奥から声がこぼれて。ほんのちょっと、イッてしまう……
月美くんは、そんな僕が落ち着くまで、やさしくキスしてくれて。舌と舌を絡めて甘く啜って……息が混ざって、胸のドキドキまで聞かれそう――
だけど、それでも離れられない。
「ん……ぁ……ぃいよ♡……動い、て……」
「はぁ……は……い……」
僕の合図で、ゆっくりと月美くんの腰が動き出す。浅く、やさしく、角度を変えながら、お尻の中を探るみたいに。
「はぁ、はぁ……あっ……あっ……あっ……んん……」
そのたびに、僕の奥が形を覚えてしまいそうで、甘い吐息がこぼれつづけて
「ッッッ!?……あぅッ、や……ッ!そこ……!」
僕の、自分でも知らない、気持ちいいとこに当たった。
驚いて、大きな声が出てしまって顔が熱くなる。
「は……ぁ……こ、こ……です……か……」
月美くんが、確かめるみたく、同じ角度で突いてくる。
「んっ!あっ……!♡あっ!♡あぁッ!♡
だ、だめ……だめ……ッ!あんッ!!♡そんにゃ……ぁ……きもちよす……んん♡……ぎて……」
僕の声が何度も跳ねて、ソファの布地にしがみ
ついた手が、震えてる。
「おかしくなっちゃ……あぁッ!♡あっ!あっ!!イくッ……イッてりゅ!♡♡やッ♡あッ!♡」
月美くんは、それが嬉しいのか――
さらに、ゆっくり、でも深く、僕の一番奥を、
何度も、何度も、じっくりと擦ってくる。
「……い、いですょ……ふ……いっぱ……い、なって……」
唇が僕の耳元に落ちて、熱い吐息が触れた。
「んっ!ふッ!♡ぁ……っ、ん……らめッ、らめッ……っ!なっちゃ……うッ!ぼ、くの……あにゃ……あっ!♡おま○こに……ぃ……なりゅ……♡なっちゃ……あッ!♡あッ!♡」
……ぼく……おま○こ……って……
でも、そう口にしてから……月美くんが、
じゅぷっ、じゅぷっ……て、いやらしい音を立てて激しく動くたびに、奥がきゅうっと締まって、
身体の奥が……どんどん蕩けていく。
それに……。
月美くんの唇は、僕の首筋に、鎖骨に、お胸に――
さっきまでよりも強く吸いついて、
赤い跡を何度も何度も、つけてく。
「……涼、風さ……ん……可愛ぃ……可愛、すぎて、止まらなぃ……です……く……ぅ……」
そう囁いて、奥まで突かれるたび、
僕の脚が、ぴくぴくって跳ねてしまって、
もう、どこがどこだか、わからなくなる。
「あぁッ!♡あ……っ!♡とまらにゃ、止らないれ……ッ……あッ、あッ!♡イく……ッ!イく……ッ!つきみく……ッ♡♡んんッ♡……も……イっちゃう……ッッッ♡♡♡」
「く……ぅ……一、緒に……イき……ましょ……」
月美くんの声は、最後までやさしくて、僕は
そのまま、彼の腕の中で彼と一緒に――
びゅりゅ……♡びゅ……♡びゅうぅ……♡♡♡
熱く、甘く、激しく……とろけるように、射精したんだ。
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