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第九十一話 18禁
3人の寝室、兼凛の部屋。
ふりふりとミニスカートを揺らし歩く葵と凛に
両腕を掴まれ、連れられていく愁。
「ま、待って……っ……」と抗うような声をあげながらも、足取りはふらつき、逆らえない。
ふたりに押し込まれるようにして大きなベッドに「ボスッ」と沈められると、すぐに重なる影。
葵と凛が両側から這い寄り、その舌先を這わせてきた。
「ゃ……あっ……ぁ……っ」
愁の唇から甘い声が次々と漏れ出していく。
首筋……鎖骨……胸元……その尖端の乳首を、丹念に舐めあげる葵。
太腿から脚の付け根、そして陰茎の根元へと舌を這わせる凛。
「ご主人様……可愛ぃ……♡」
「もっと……蕩けて……♡」
ふたりの手に押さえつけられ、M字に脚を開かされた愁は、羞恥と快楽の入り混じる赤い瞳を
潤ませた。
天井に向く陰茎はもちろん……その根元から秘蕾
まで舌先で愛撫され、全身が震える。
「んぁ……っ……ひ……ぃ……っ……」
ベッドシーツを掴みしめ、背を反らす愁の姿は、まるで無防備な玩具のよう。
やがて――
先程と同じく2人は熱く硬く張りつめた愁の陰茎を見つめ、同時に唇を離した。
「……ッッ」
今にも爆ぜそうな疼きを晒したまま、困惑と切なさに震える愁。
「まだ……射精しちゃ……だめ……♡」
「そうだよ……射精すなら……こっち……♡」
葵と凛は愁の両手を引き寄せるようにして半ば無理やり起こし、左右に並んでベッド中央に這いつくばった。
2人はスカートを捲り上げ、可愛らしく、しかし淫靡な姿を惜しげもなく晒す。
凛は小ぶりの尻を左右に小さく揺らしながら、甘く囁く。
「ご主人様……して……♡ さっき、もう準備……
してるから……マ○コすぐ……いいよ……♡」
薄い綿のパンツ越しでもはっきりわかるほど、中心は湿り濡れ。
葵はとなりで、むっちりと肉感的な尻を挑発するように揺らしながら、熱っぽい声で続ける。
「僕も……っ……♡ たっぷりローション入れて……オマ○コの中、とろっとろ……だよ……♡」
サテンの紐Tバックでは隠しきれないほど、蜜壷からとろりと蜜が滴り落ち、ベッドシーツに染みを作っていた。
そのいやらしさに愁は息を詰まらせ、昂ぶりを
抑えきれず思考を一瞬止める。
どちらからか――迷う間もなく、まずは凛の腰に
手を添え。
「凛……」
囁きながら可愛い綿パンツを指先でずらし、あらわになった小さな秘蕾を見つめる。
そこもまた、じゅわりと熱く蜜を滲ませ、愁を
誘って。
「挿入する……ょ……」
「あっ……♡ ご、ご主人さ、まっ……」
震える凛の声を聞きながら、昂ぶり、爆発寸前の亀頭は、その柔らかな秘蕾を拡げ、奥へ押し込まれ――
凛は身体を弓なりに反らし、甲高い喘ぎを上げる。
「ひぁぁ……っ♡ あっ、あぁ、ご主人さまッ……! もっと……っ、きてぇ……♡」
愁が腰を打ちつけるたび、可愛い尻が跳ね、
シーツの上で小刻みに震える。
柔らかな秘蕾が愁の陰茎をきゅうきゅうと咥え、そこに夢中で突き込むたび
「おッ♡お゛ッ♡……ぉあッ♡あ゛ッ♡あッ♡」
凛は全身をくねらせ、甘く掠れた声で喘ぎ。
ローションと蜜が混じったいやらしい蜜音と、
肉と肉のぶつかる、ぱんッ!ぱんッ!ぱんッ!という激しい音が混ざり、寝室中、いやらしく
響く。
凛は愁に突かれ続けるうちに、秘蕾の奥の最も
甘い部分を何度も擦られ。
「っあぁぁぁっ♡だめっ、そこっ♡そこばっかりっっ……!!あぁぁっ!♡」
何度も、何度も、甘い痺れに突き上げられ、凛は制御を失い、イキ続け。
パンツからはみ出した亀頭の先端から、抑えきれぬ快感に晒され、潮を吹くように愛液をびゅくびゅくと溢れさせ、シーツに濡れ広げてしまった。
「ん……ぉ……お……♡」
ベッドに仰向けにされた凛は、ぐったりと脱力したまま、頬を赤く染め、余韻に震えていた。
愁はその髪を撫で、唇を寄せて優しく囁く。
「凛……最高に可愛いメイドさん……少し……休んで……」
「ぅ……う……ん……♡」
耳朶にかかる低い声に、凛は甘く震え、唇を重ねられただけでまた小さな絶頂を迎え、細い喉から震える声を漏らした。
***
その光景を横で見ていた葵は、思わず唇を
噛む。
「はぅ……凛くん、ばっかり……」
悔しげにとろとろと蜜を垂らす葵は、焦れたように尻を突き出し、スカートの奥からとろとろの蜜を零しながら振り返る。
「……ご主人様……僕……待ってた……待ってたから、して……♡ご主人様のガチガチのチ○ポで……♡僕のメイドマ○コ……ずぽずぽって……♡」
メイド服の裾を必死に捲り上げ、サテンの紐を片手でずらしながら、後ろをひくつかせて必死にせがむ。
「……葵、さん……ごめん……」
本来はご主人様に尽くすはずのメイドが、逆に甘えるように腰を振る姿に、愁は思わず息を荒げ。
「……お待たせ、して……ッ」
ぱんぱんに張った亀頭を蜜壺の入口に、つぷ……と押し当て、葵の蜜壺をゆっくりと押し拡げ。
「っあぁぁ……♡ はぁっ、ふぁ……♡ き、てる……奥まで……♡」
中は、とろけきった蜜で迎え入れてくれ、
みちち……♡と陰茎を咥え込むたびに葵の全身がびくびくと痙攣する。
愁は、葵の大きな尻を両手で鷲掴み、腰をゆっくりと打ち込むたび、彼が最も感じる弱点を探り当てるため、やさしく背中を抱き上げ、角度を変え。
「んぁぁっ……♡ そ、そこ……っ♡ しゅぅ……♡ そこ好きッ……♡好きッ!♡」
とろけた声で何度も同じ場所をねだる葵は、涙で濡れた瞳を揺らしながら、必死に愁のガッチガチの陰茎を受け止め。
「もっと……もっとっ……ぉ♡ チ○ポ、奥まで……ぇ……あッ!♡あッ!♡ぜんぶ、全部欲しいっ……!♡」
バチュッ!♡バチッ!♡バチンッ!♡バチッッ!♡……と腰を葵の尻に叩きつける愁は、切なく縋る声に、片腕で葵の胸元を支え、もう片方の指先でぷっくりと尖った桃色乳首の先端を弄ぶ。
「んッ♡んッ♡あッ!♡おッッ!♡おッ!♡」
「ッ……ほら、見え……ますか……?葵さん、あんなにエッチな……ッ……気持ちよさそうな顔してますよ……」
大きな姿見に、黒髪ツインテールを振り乱し涙を滲ませながら腰を突き上げられる葵の痴態がすべて映し出されている。
「あッ!ああッ!♡やッ♡やッ♡み、見にゃいでッ!♡あッ!♡あッ!♡」
メイド服のスカートは腰まで捲られ、サテン生地からはみ出した葵の陰茎は、打ちつけられるたびにぷるっぷるっと揺れ、肌にあたり、いやらしい音を立て。
「はぅ!あぅ……!♡ 見せちゃ、やぁ……やぁぁっ!♡ あぇッ……!あッ!♡あッ!♡」
恥じらいながらも鏡に映った自分の姿に昂ぶり、はみ出す亀頭からは愛液が滴り落ちていた。
「く……ぅ……」
愁はその様子にさらに昂ぶり、葵の奥を逃がさぬよう深く、深く、ばちゅ!♡ばちゅ!♡と音を
立て、激しく突き上げる。
「んぁああっ♡♡ そこぉ……っ♡ またイっちゃ……!♡ ああっ!!♡♡」
葵は鏡越しに映る自分の痴態を見せられながら、声を限界まで震わせ。絶頂の波に幾度も飲み込まれ、背中を反らせて甘い嬌声を響かせ。
「はぁッ……ぁぁ……ッ♡ 孕むッッ!! こんな……気持ちかったらッ……ッ孕んじゃうぅぅッッ!!♡♡♡」
その叫びと同時に、葵の鈴口から白濁が
ビュ、ビュルルッッ……♡と弾けるように迸り、
シーツへと淫らな染みを広げていく。
それでも奥を締め上げながら痙攣する葵の
蜜壺は、まるで「もっと欲しい」と訴えるように陰茎を吸い込んでやまず。
「ッッ……孕んで……葵さんッ……俺の子……っ、
そしたら……ッッ!!」
言葉は熱に呑まれ、途中で掻き消され。
ビュルルッッ♡ビュ……♡ビュル……♡
と葵の蜜壺の奥の奥に、灼けるような白濁を注ぎ込み、愁も堪えきれず絶頂に達する。
「あ……ぁ……っ♡しゅぅ……くん……ッ♡
んんん……僕の子宮……いっぱ……ぃ……♡♡」
葵は嬉しさと甘い痺れに支配され、ベッドにうつ伏せに崩れ落ちる。
大きく揺れていた黒髪ツインテールがシーツに
広がり、息も絶え絶えに頬を擦りつけながら、
蕩けた笑みを零す。
「……孕んでも……いい……♡ 愁くんの子なら……僕……っ、欲しぃ……♡」
そう呟く葵の背を、愁は汗に濡れたまま抱きしめ、まだ脈打つ陰茎を奥に収めたまま……愁と葵は互いの余韻に溺れていく。
***
しばらくの密着。愁は重たい身体で葵に負担を与え過ぎぬよう
「はぁ、は……んッ」
と、荒く胸を上下させながら、ぬぷ……ぷ……と
葵の中から白濁でどろっどろの陰茎を抜く。
瞬間――
「んっ……ぁ……♡」
葵の短い声と共に、大きな尻肉がビクリと痙攣し、白濁を垂らしながら淫らに震え。
直後――
「……ご主人様ぁ……♡」
背後から甘ったるい声が落ちてきた。
振り返った愁の視界に飛び込んできたのは、
すでに息を吹き返し、ベッドの上で両膝をつき
妖しく微笑む凛の姿。
「まだ、ボク……ぜんッぜん満足できてない……♡」
「凛……でも、さっき……」
「愁ちゃん……」
凛は愁の言葉を遮って、自ら胸元のフリルをずり下げ、桃色の乳首を晒す。ひらりとスカートを
捲り上げ、下着からはみ出し天井を向く陰茎を愁に誇示する。
「ボクにも……ボクの男の子マ○コにも、もっと種付けして……♡ 愁ちゃんの、チ○ポで……
いっぱいに……♡」
その挑発に、愁の陰茎はまた熱と硬さを取り戻し、ビクッと脈打ち始める。
自身の性豪さに一瞬だけ怖さを覚えるものの――
「りん……」
欲望が理性を凌駕し、愁は凛を抱きしめ、その柔らかい唇を塞いだ。
「ん♡……ちゅる……ぢゅ♡しゅ……ちゃ、ん……♡じゅる……ンッ♡」
舌と舌をねっとりと絡め合うキス。唾液が、糸を
引いて繋がる。
「ぷ……ぁ……凛……そんなに誘ったら……俺、
もう……止まれないよ……」
低く囁きながら、愁は凛の身体をベッドに押し倒し、愛液と白濁に濡れた下着を、ゆっくりと剥ぎ取る。
露わになった凛のお腹に手のひらを這わせ、下腹を撫でながら囁く。
「ここ……俺ので……パンパンに膨れても、絶対
止めてやらないから……」
その宣言に、凛は恍惚に蕩け、猫のように喉を鳴らす。
「んにゃぁ……♡ 止めないで……♡ いっぱい
突いて……孕ませて……♡♡♡」
そう言って、自ら両脚を抱え込み、淫らに開いて愁にすべてを見せつける。
「っ……知らないから……ね……」
愁は昂ぶりを堪えきれず、半開きになって白濁を垂らす凛の蜜壺に亀頭を押し当て――ゆっくりと
沈め。
「ぁ……お……あぁ♡さっ、きより……ぃ……凄ぉ………ぉ……♡」
ぬちゅ……ぬちぃ……♡と卑猥な音を響かせながら奥へと進むたび、凛の背筋が弓なりに反り返る。
「ぉあッ!♡あッ!♡……もっと、もっと突いてッ!♡あッ!♡あぐッ!♡」
ぱんッ!ぱんッ!ぱんッ!ぱんッ!ぱん……ッ♡愁は凛の願い通り奥を突く、卑猥な音を響かせ、荒々しく腰を打ちつける。だが、ただ乱暴に犯すだけじゃない。荒い突き上げの合間に
「はぁ……はぁ、凛……可愛ぃ……」
「ぁ……愁ちゃ……嬉し……♡」
頬を撫で、汗に濡れた猫っ毛を耳にかけ、柔らかな口づけを繰り返す。
「はぁっ……はぁっ……♡愁ちゃん……♡もっと……もっと可愛がって……♡」
凛は涙目で喘ぎながら、自ら腰を揺らし、愁を迎え入れ。
「んぁ……凛くんだけ、ズルぃ……」
その時――熱に浮かされた葵が、横から二人に身を寄せ。
「ぁ……葵さん……」
凛の、薄いけれど柔らかな胸の桃色を撫で、愁と凛の結合部に震える指先を這わせる。
「んぁっ!?あ、あおいちゃ……♡ だ、ダメ……そんなことしたら……♡」
凛は快感に声を裏返らせる。
葵は凛の肩に顔を寄せ、愁を見上げ囁く。
「……僕にもやさしく……もっと、一緒に……♡」
「ッッ……!」
愁の視線は一瞬だけ葵に向けられる。その赤い瞳は、凛を抱きしめながらも葵を強く求める熱が宿って。
「あぁああッッ!♡♡しゅごッッ……ぉッッ!♡あッ!♡あッ♡あッ♡あッ!!♡」
ぱんっ、ぱんっ、ぐちゅっ、ぬちゃっ……っ!
荒々しく凛を突き上げながら、横から抱きつく葵に口づけを落とし、ちゅる、ぢゅ……♡と舌を吸い上げ。肉と肉がぶつかり合う音と蜜の飛び散る粘ついた音が響く。
凛は全身を痙攣させながら、愁の亀頭が最奥を抉るたび声を張り上げ。
「やぁっ♡あっ♡ボクッ、男の子ッにゃのにッッ、またぁっ……マ○コでイくッッ!♡♡
しゅぅ……しゅうッッ突いてッ!突いてぇぇぇッ!!」
びくんっ、ひくっ、ひゅくんっ……と絶頂を繰り返し、涙と涎を垂らしながら愁に縋りつく。
やがて、愁が奥を突き込んだ瞬間――
どぷっ、どくどくっ、びゅるるっ……!♡♡♡
「ぁあああああッ♡♡♡ あぁッッ!!お腹……しゅうちゃ……の、熱いの……きちゃってる……これ絶対……ぃ……♡♡♡」
凛の蜜壺の中を白濁が満たし、蜜壺からとろりと溢れ落ちてシーツに染みを広げていく。
「ッ……はぁ……はぁ……さすがに……ちょっと……」
愁は息を切らす――その横で。
葵は、すでに我慢できない様子で自らの乳首を
きゅっ、きゅ……♡と弄りながら、荒い吐息を
漏らし。
「はぁっ……んっ♡ んぁっ♡……僕も……マ○コに欲しいのに……♡ 愁くんの……チ○ポ、欲しぃ……♡♡」
ニーソックスに包まれた脚を淫らに開き、指先で蜜壺をくちゅ、ぬちゅ……ぴちゃっ、ぐちゅっ……と掻き回すたびに、葵は背を反らして嬌声を上げ。
「あぁっ♡ だめぇ……指じゃもう……足りないのぉ……♡ 愁くん、ね……チ○ポ欲しい、欲しいのぉぉ……♡♡♡」
愁の視界の端で、葵の汗に濡れた長い髪が頬に
張りつき、熱に蕩けた瞳が自分を見上げてくる。
その姿に愁の陰茎は、また一気に燃え上がる。
(あぁ……終わらない。葵さんと凛……次はきっとまた凛……2人とも、俺の……全部を求めてくる……なら――朝まで抱き尽くすしか……ない、かな……)
愁は吐息まじりに微笑み。
淫らな喘ぎと蜜音に満ちた夜は――まだまだ終わりそうにない。
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