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第百二十二話 18禁

 「……ふふ……ッ♪当たり前……でしょ……」  愁が葵の中から熱を引き抜くと、ぽっかりと 開いた秘蕾からは、精液がとろとろと零れ落ちていく。  その淫靡な光景に、愁の昂ぶりは収まる どころか、さらに熱を帯びていき。 「……つぎは後ろから、いいですか……?」 熱を押し殺すように告げると、葵はふと妖艶に 笑みを浮かべ。 「はぁっ……♡ あは……っ、僕の、お尻……好き 過ぎ……♡ ぃ、いよ♡ 後ろから……突いて…… もっと……激しく……おま○こ、めちゃくちゃに して……よ……♡ 」  葵が甘く蕩けた声で淫らに強請るたび、 その響きが愁の下腹を灼くように煽り立て、 昂ぶりきった陰茎は更に膨れ、反り返って硬さを増していく。 ソファからゆっくりと立ち上がった葵は、 背を向けて腰を突き出し、艶やかな尻肉を愁へと差し出し。 「ほら……♡ 僕のお尻……突いて……♡ 愁くんの……だぁい好きなエロ尻……ぱんぱん鳴らして……とろっとろ、おま○こ、奥まで……いっぱい、 いっぱい、突いて……♡ 」 「ッ……」 愁は堪らず葵の腰を掴み、熱を一気に根元まで沈め込む。 「んあぁぁっ……!!♡ 硬す……あぁ……ッ♡  子宮口(ある気がする)ッ……ズンッてぇ……♡」 突き込むたびに、葵の尻肉は淫らに揺れ、ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ! と激しい衝撃音が室内を満たしていく。 蜜を湛えた膣奥は、愁の突き上げを迎えるたびに ぐちゅっ、じゅぷっ、ぬちゃっ……! と粘りつく音を響かせ。 「んぁっ……♡ そこぉ……♡ あッあぁッッ!!♡ 気持ちいいとこ、ばっか突かれて……ッ!!♡ だめぇッ……立って、るのにッ……腰がッ! 抜けちゃ……うッ♡ あひッ!♡ あッ!♡ 」 葵の脚は震え、指先はソファの背もたれをぎゅっと掴む。 「はぁ……ッ、葵さん……もっと気持ちよくなって……全部、俺に任せてください……ッ」 愁は2度目だからこそ得られる余裕で、葵の尻肉を激しく揺らし、最も甘く蕩ける場所ばかりを突き続け。 ぱんッ!ぱんッ!ぱんッ!ぱんッ!ぱんッ!! 「ぁぁっ……♡ あぁぁっ……!!!♡ 愁くんっ……そこばっか……イくっ!♡ イぐっ!♡ イっちゃうぅっ……ッッ!!♡♡♡」 激しい突き上げと共に、葵は声を張り上げながら絶頂に達し、痙攣する身体から精液を床へ どびゅっ、どぷっ、びゅっ……!! と、ぶち撒け。 「あうッ!!♡ あッ!♡ らめッ!?♡  ダメッ!♡ イッてる、の、にッ!♡ 突いちゃッ!!♡♡ あ゛ぁッ!♡ あぐっ!!♡ 」 ばちゅ!ばち!ばちゅ!ばちゅッ!…… 「くッ……もう一度っ、中で……受け止めてください……葵、さん……ッッ!」 その淫靡な光景に愁も限界を迎え、陰茎を激しく 突き入れながら、 びるゅ……びゅ……びゅるる……!…… と2度目の射精を、葵の秘蕾の奥の奥へ注ぎ込まれた。 「んっ……はぁっ……ぁ……♡ あったか、い…… また……いっぱぃ……おま○こ中に……♡」 ***  愁の陰茎が、葵の奥の奥へ精液を吐き出した あと―― ずぷぷっ……と陰茎を引き抜くと、葵の秘蕾は ぐぱ……と淫らに開いたまま、濃い桃色を覗かせ、どろり……と白く濁る精液を零した。 「はぁっ……♡ ん、ふぁ……♡ 中、いっぱい……溢れてる……」 葵はふらつきながらも腰をくねらせ、自らその 淫靡な姿を見せつけてくる。 そのあまりの艶めかしさに、愁は頭がくらくらして、力が抜けるようにソファへ、ぽすっと腰を 下ろした。 「……葵さん……そんなにしたら、俺……」 葵はとろんとした瞳で愁を見下ろし、口端を上げて悪戯っぽく笑った。 「は、ぁ……ふふ……愁くん……もう、終わり……?  2回で……満足なの……? やっぱり……京之介さんの方が、綺麗だから……」  その言葉に、愁の胸がずきりと疼く。 視線を逸らさず、ソファの前に立つ葵の身体を見詰める。 白濁を零す秘蕾、汗で艶めく柔らかな白肌、 そして大きく張り出した尻肉……どこを見ても、目を奪われるほどに淫らで、美しく……。 「……僕じゃ……もう……?」 愁は低く甘やかな声で囁いた。 「……違いますよ……。葵さんは、誰よりも可愛くて、綺麗で……。滴る汗も、やわらかな身体も……全部……お尻だって、もちもちで最高で……中なんて、とろとろで、ふわふわで……」 「あ……」 言葉を紡ぎながら、彼は葵の手をとり、そっと 引き寄せる。自分の腿に跨らせ、向かい合うように座らせると、その赤らんだ頬に手のひらを添え。 「……何度だって、出来ます。でも……葵さんを 壊してしまいそうで、怖いんです。だから…… やさしくしたい。やさしく……葵さんを抱きたい……。ダメ、ですか……?」 潤んだ瞳で見上げると、葵は「はぅ……っ」と 小さく声を洩らし、頬を更に赤く染める。 「ちょっと……からかっただけなのに……そ、そういうの……ズルい……」 羞恥と愛しさが混ざったその声に、愁の胸がまた熱くなる。まるで愁のやさしさを受け入れると 告げるように、葵の蜜壺がぬちゃ、ぬちゅ……と 濡れた音を立て、腰を小さく揺らしていた。 「いい……ですか……?」 愁は葵を見上げ、首をかしげながら問いかける。 「い、いいに決まってるよ……愁くんが、僕を大事にしてくれるの……嬉しいもん……」 「ふふ……♪ じゃあ、キス……しましょう……♡」 「うん……♡ ンチュ……♡」 唇が重なった瞬間、ちゅぷっ、じゅるる……と 濡れた音が甘く響く。舌と舌が絡み合い、熱を分け合うように深く混ざり合う。 その間にも、愁の手は葵の柔らかな尻を、 ぐにゅっと掴み、形を確かめるように 揉み込んだ。 「ひ……ぁ……♡」 唇を離すと、とろりと唾液の糸が垂れ落ち。 「ンッ……愁くん……まさ、か……お尻、じっくり 触りたいから……あんな事言ったんじゃ……?」 「……ち、違います、よ……そんなわけ…… ちゅ……」 誤魔化すように、愁は葵の胸へ顔を埋め、赤子のように乳首へ吸いつく。ちゅうちゅうと音を立てながら吸い上げると、葵は全身を震わせて甘い声を洩らし。 「んんんっ……♡ ひぁっ……乳首……っ、また……んんっ!♡ だめぇ……そんな吸ったら……んあっ、ひぐっ……!はあッ!♡ あッ!♡ 」 葵の乱れた喘ぎと、蜜音、吸い音――淫らな響きが、狭い休憩室を満たす。 「ん……ひッ!♡ ぁ……あッ!♡ んんッ……♡ 」 愁の舌が乳首をじゅるりと愛撫するたび、葵は たまらず腰をぐいっと押し出し、蕩けた秘蕾を 愁の亀頭へと、甘く擦りつけ。 「ん……♡ あぁ♡……愁くん、欲し……ッ  おま○こ……ッ……疼いて……奥……切ない……いッ♡ から……あッ♡」 先端をぬりゅ、にゅりゅ……とぬめらせ、わざと焦らすように擦り合わせ。葵はそのまま愁の頬を両手で包み、強引に唇を乳首から引き離して、 潤んだ瞳で懇願した。 「だから、挿入れて……挿入れて……よ……ね……」 涙ぐみながら甘く縋る顔に、愁の胸は熱を帯びる。蕩けた表情でせがまれ、もう堪えられないと悟りながらも――彼はすぐには与えず、そっと 笑みを浮かべ。 「……そんな、可愛いお顔でお願いされたら…… もっと、焦らしたくなっちゃいますよ……」 「ひぅッ……♡ 」 言いながら、腰をしっかりと掴み、先端をぬちゅ……ぬちゅ……と浅く擦りつけ。 「やぁっ……っ! もう……っ、愁くん……っ、 早く……早くッ♡ 」 わざと入口で止める。葵の喉からは切羽詰まった喘ぎがこぼれ落ち、秘蕾が更にとろとろに蕩けていく。 「ふふ……♪ごめんなさい……可愛くて、つい……」 その可愛い懇願にようやく愁は堪えきれず、 ぬちゃり……と愁の亀頭が秘蕾をこじ開け、蕩けた内壁を押し広げながら陰茎は、ぐぷぷぷ……と奥底までねじ込み。 「はあぁあっ……ッ!♡ あーッ♡ おち○ぽ……はいったぁ……っ♡♡♡ ふぁ……んんっ……!♡ やぁぁ……膣……いっぱいに……なってく……っ!♡♡ 」 奥まで貫かれた衝撃に葵の全身が跳ね、焦らされた後の切なさも相まって、びくびくと痙攣し、 ぐちゅぐちゅといやらしい蜜音を立てながら愛液を迸らせ。 「はぁぁっ……また……っ、イッてる……っ、ち……膣が、擦れるだけで……んんっ……!♡♡ 」 愁は、葵の華奢な身体を胸に抱きしめ、耳朶に 唇を寄せ、甘く囁く。 「……葵さん、ごめんなさい……焦らして……」 その声に、葵はぞくぞくと背を震わせ、涙のような艶声を洩らし。 「んぁぁッ♡ い、いいけど……♡ もっと……もっと僕のおま○こ……壊れるくらい、抉ってくれなきゃ……ゆるさな……ぃ、かも……ぉ♡ あぁんッ♡」 必死に強請る葵の顔があまりに淫らで、愁は喉を熱く震わせた。 「……壊さないですけど……葵さんの奥、全部…… 抱きますから……ッ」 そう言って腰を突き入れるたび―― ずんっ! ずんっ! ぱんっ! ぐちゅんっ! ぐちゃっ!――と粘り気を帯びた淫音が狭い空間に響きわたり、葵の蜜壺はぐちゅぐちゅに泡立って、亀頭を吸いあげる。 「ひぁああぁッ♡ だめぇッ♡ そこ突かれると……ッ、イッちゃうぅぅぅ♡ いやぁ♡ あっ♡ あぁぁんッ♡」 突き上げるごとに、ふるんぷるん揺れる葵の鈴口から、ぴしゃっ! びちゃっ!  と飛び散る飛沫が愁の腰や太腿を濡らし。 「ひゃっ♡ んんっ♡ あぁぁッッ!♡♡  だめッッ……あッ!!♡ 漏れちゃッッ!!♡♡ 」  次の瞬間、葵の身体は愁の突き上げに合わせてびくびくと痙攣し、鈴口から甘い液がしゃばぁっと弾け飛び。淫らな飛沫が床へ散り、じわじわと広がっていく。 「はッ♡ あッ……♡ ま、また……ッ! おしっこみたいに……でちゃう……っ♡ んあぁッ!♡ あぁッ!!♡」  快楽に呑まれ漏らす葵を前にしても、愁の腰は止まらない。  ばちゅ! ばちゅッ! ぱちゅん! ばちゅっ! ばちゅん! 肉と肉がぶつかり、蜜と精がぐちゅぐちゅとかき混ざる淫らな音が絶え間なく響く。突くたびに葵の内側は蕩け、まだ、 ちょろちょろと愛液を振りまくその姿が愁には、 どうしようもなく愛しくてたまらなかった。 「……葵さん……っ、そんなに……気持ちいいの……?俺のが……奥まで届いて……」 「ひぁぁ……♡ き、気持ち良すぎて……ッ♡ 止まらにゃッッ♡♡ 愁くん……突くたびに……っ、イッちゃ……うのォ……っ!!♡♡ 」  ぐちゅぐちゅ、ぬちゅ、ぐちゅっ……。  蜜音、嬌声、肉の衝突音が重なり合い、部屋の空気を熱で満たしていく。 「……葵さん……もう……っ、俺……限界……っ、中に……」 「んあぁああッ……!!♡ イッてッ!♡ 一緒に……イッてぇ……っ、愁くんの精液ッ……全部ッ、全部ッ、欲しいぃ……ッッ!!♡♡ 」  愁は葵を抱きしめ、腰をぐっと押し込み、最後のラストスパートへ。 ばんっ!ばんっ!ばんっ!ばんっ!ばんっ―― と力強い突き上げが続き、葵の身体はびくびくと痙攣し、突かれるたびに鈴口から蜜と精液が飛び散り。 「あぁッッ♡♡ しゅうく、んんッ!!♡♡  イッてぇ……!!♡♡ もうイッてぇぇぇッ!!♡♡♡ 一緒ッ!♡ 一緒にぃぃッ!!♡♡ 」 「く……ぅ……ッ!!」  どびゅっ……どくっ……どくどくっ……。  灼熱の精液が、葵の奥深くを満たしていく。  愁はその白濁を注ぎながら、腕の中で絶頂に 達する葵の震えを感じ。 「んぁああぁッ……♡ でてりゅ……ッ♡  おま○この奥……じゅわじゅわ熱くされて……っ♡ とろけちゃ……っ♡ いっぱ、ぃ……あふれて……ぇ……♡」  葵は頭をのけぞらせ、愁の腕に抱かれながら、蕩けきった声で快楽の余韻を漏らし続けた。

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