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第百二十八話 18禁

 脱衣室で着替え終わって、大きな鏡に映る自分を見た瞬間、胸がきゅんっと鳴った。 思ってた以上に……エッチで、知らないボクみたいで。 ……結局……頼っちゃった……。 鏡の前でひとり、顔を赤くしてしまう。 「でも、これなら……大丈夫……っ」 自分に小さく言い聞かせて、息を整えて。 この扉の向こうには、愁ちゃんが待ってる。 きっと……何か言ってくれる。 そう信じて、扉をガララと開けた。緊張で声が上ずりながら 「ぉ……お待たせ……」 1番前の椅子に座って、待っててくれた愁ちゃん。 「ん……だいじょぶ……そんなに……ッ!?」 ガタッて音を立てて半分立ち上がりかける。 その仕草に、胸がじわっと熱くなった。 驚いてる……。今のボクをちゃんと見てくれてる。 メイド服の時よりも、ずっとずっと強く。 「ど、どう……似合う……?」 上半分は街で見かけるセーラー服……なのに、 下半分は……危ういほど短いプリーツスカート。 少し動くだけで、パンツが見えちゃう。 最初に鏡で見た時、自分なのに知らない女の子 みたいで、震えるほどドキドキした。 愁ちゃんは、少しはにかんで 「……に、似合ってるよ……」 って言ってくれた。 「ほんと……よ、良かった……♪」 頬が熱くなるのをごまかすように、くるりと回ってみせる。 スカートの短い裾がふわりと舞い上がって、 太ももに冷たい空気が触れて、スカートの中 全部見えちゃった……と思ったけど愁ちゃんは、 照れたみたいに目を逸らしてた……。 ……もっと、見てほしいのに。ちゃんと、ボクのこと…… そう思ったボクは視線の先、愁ちゃんの座ってる横の空いてる椅子に腰を下ろした。  そして、鼓動が喉まで上がってるのを 感じながら――意を決して、膝をそっと開いて。  制服の短すぎるスカートが自然にめくれ上がって、もう隠す余裕なんてなくして。 「……ね……愁ちゃん……」   わざと声を落として、愁ちゃんの視線を絡め取る。  白い綿のパンツに張り付いてる、自分の ものを、もう隠そうともしないで脚を開いたまま、じーっと愁ちゃんに見せつける。  愁ちゃんの喉、大きく上下して――目を逸らそうとしても逸らせないみたいに、真っ赤な顔で固まってた。  震える瞳が、ボクの1番恥ずかしいところを じっくりと追ってくる。  それだけで、胸の奥からぞくぞくと熱がこみ 上げて……ますます布が張りついてく。  「……見えてる……?」  挑発するみたいに囁いた瞬間、愁ちゃんは椅子をがたんっと引いて立ち上がった。  「っ……俺、ちょっと……シャワー浴びてくるから……ッ」  耳まで真っ赤に染めて、視線も合わせられないまま、立ち上がろうとする愁ちゃんを 「ぁ……ま、まって……!」 ボクは、抱き止めちゃった。 「ゃ……1人なんて、やだ……」 胸がドクンって鳴って、抱きしめた腕に力が入る。猫っ毛の先から落ちた雫が首筋を伝って、 体温をさらに熱くしてく。  「……葵ちゃんや京兄ちゃんみたいに、特別な魅力はないかもしれないけど……」  声が震える。  「ボクだって、愁ちゃんのこと夢中にさせたい……負けたくない……だから、ちゃんと見て……」  言葉にした瞬間、胸の奥で燃えるような勇気が弾けた。不安よりも強い――愁ちゃんへの想いが、確かにそこにあって。 「……凛」 愁ちゃんは、抱きしめた腕を一瞬ためらったみたいに強張らせて……でもすぐに、ふっと力を抜いてくれて。 そのまま、椅子に腰を下ろして――今度は、逆に ボクを抱き寄せて、くすりと笑って。 「……そんなこと、思ってたんだ……」 やさしい声。胸に落ちるその響きに、心臓が跳ね上がる。 「ぷぅ……そんなこと、とか言わないでょ…… 真剣……なんだから……ぁ……」 愁ちゃんの手が背中をなぞって、ぎゅっと包み 込むみたいに抱きしめられて……もうそれだけで、涙が出そうになった。 「ごめん……。でも、比べたりしたことないから。」 耳元でささやかれた言葉に、体が熱くなる。 「え……?」 「だって、凛はいつも一生懸命で……すぐ諦め ないし……こないだも、そんな凛に俺は救われてる……」 優しい吐息が髪にかかって、胸の奥までしみ込んでくる。 「そういうとこ、俺はすごいと思うし……いつ だって可愛いって思ってるし……好きだって、 思ってるよ……。」 ずっと、ずっと欲しかった言葉だった。 「っ……ほんとっ!?」 震える声で問い返したら、愁ちゃんは小さく笑って、もっと強く抱きしめてくれた。 葵ちゃんや京兄ちゃんみたいに魅力がないって……そんなふうに考えてた自分が、恥ずかしくなるくらいに。 愁ちゃんの腕の中は、あったかくて。 さっきまで胸をきゅうっと締めつけてた不安なんて、少しずつ溶けて消えてく。 「うん……。凛は凛のままで十分魅力的だよ。誰とも比べられない……だって俺には、とっても 大切な存在なんだから……。」 やさしく言われて、胸の奥がとろけるみたいに 熱くなって、息が詰まる。 ……あぁ……ボク、こんなふうに愁ちゃんに言われたかったんだ…… 葵ちゃんにも京兄ちゃんにもなれないけど―― ボクは、ボクのままで……。 「嬉しぃ……♪じゃあ、ボクこんな格好まで しなくても……」 思わず口にしたら愁ちゃんが、ふっと目を伏せて、赤い耳のまま、言葉を探してた。 「ぁ……その格好は……すごく似合ってる。可愛くて……見てると、ドキドキして……だから……」 やさしい声なのに、ほんのり掠れた響きが混じってて……それが余計に胸をくすぐって。 ……あぁ……♡ 見てくれてる……ボクを……。 嬉しぃ……もう隠す必要なんてなぃ……♡ 「えへへ……♪やっぱり、愁ちゃんって…… クールに見えて、ほんとはスケベなんだね♪」 挑発するように唇を近づけて、わざと裾をつまんでふわりとめくる。 ピタッと肌に張り付いて形を隠せてない白いパンツを、目の前でさらけ出して。 「ほら……ボクの、いやらしいとこ見えてるのに……目、逸らせないんでしょ……?」 からかう声が自分でも震えてるのがわかる。けどそれ以上に、愁ちゃんの喉がごくりと鳴ったのが耳に響いて……ゾクゾクした。 「……違うよ……。凛が……可愛いから……」 息を詰めるみたいに絞り出す声。 「ふ……ぁ……♡」 それだけで腰の奥がくちゅって疼いて、もう身体が勝手に動いて。 「ぅ……あ……」 愁ちゃんの膝に、ボクは向かい合うように腰を下ろしてた。小さな声が耳に届いて、くっついた 太ももが布越しでも熱くて……自分でも信じられないくらい、大胆に脚を開いてしまう。 「……ね、見て……♡ 」 短すぎるスカートなんて、もう意味ない。 腰を揺らすたび、白いパンツにおちんがくっきりと浮かんで、愁ちゃんの視線にさらされる。 「っ……凛……」 困ったみたいに眉を寄せながらも、目を逸らせてない。 その赤い瞳に見られるたび、胸の奥がじゅんっと痺れて、もっと見せつけたくなる。 「……ドキドキしてるの、わかるよ……んッ……」 挑発混じりに囁いて、腰をゆっくり前後に揺らす。擦れる布の感触で喉が震え、甘い息が漏れそうになる。 「ぁ……だめ……っ……凛が、そんなこと…… 急に……」 赤くなった顔を見たら、余計に胸が熱くなっちゃって。 「“そんな”って、なに……愁ちゃん?」 身体を押しつけて、わざと小さく訊くと……。 「……“えっち”なの……凛とは……もっと、ゆっくり……したいから……」 上目遣いで囁く声が、甘くて震えてて、その 可愛さに逆らえなかった。愁ちゃんこそ、ボク なんかより可愛いって思いながら、震える声で 「じゃ……じゃぁ……してよ……愁ちゃん、 から……」 呟いて、瞼を閉じて。ちょっとだけ尖らせた唇を差し出して。ボクの頬にそっと手を添える感触があって、あったかい掌に包まれて、胸の奥まで じんわり熱くなってきて。 「……凛」 名前を呼ばれるだけで、心臓が跳ねて息が詰まって。そのまま……触れるだけの甘いキス……。 「ん……」 重なる唇はやわらかくて、ただただ嬉しくて。 もう一度、もう一度……って、自然に首を伸ばして、何度も口づけを重ねて……。 「……好き、だよ……凛」 吐息みたいな声が唇に触れて、胸がとろける。 「愁ちゃん……ボクも……好き……っ」 今度はボクから触れて、ちゅ、と小さく吸い付く。 気持ちを確かめ合うみたいに、甘くて優しいキスを何度も繰り返して、そのうちに、欲しくなって……。 次の瞬間――唇が深く重なった。 「ん……っ、ちゅ……っ、んちゅ……っ」 最初は、震えるほどやさしいキスだったのに、 すぐに舌が求め合って、ぬるりと絡む。 ――ちゅっ……ちゅる……♡ 舌と舌が絡んで。 「ちゅっ……ちゅぷ……っ♡ くちゅ……ん……♡ 」 「ん……ちゅ……」 水音がふたりの隙間にいやらしく響いて、 胸の奥まで熱が広がっていく。 「ん……っ、んちゅ……んふ……っ♡ 」 吸われるたび、舌先が絡まるたび、背筋がぞくぞくして、息が溶けてしまう。 「……っ……りん……」 「は……ぁ……ん……しゅう、ちゃ……♡ 」 ――ちゅっ……ちゅるる……♡ 「ちゅく……んっ……しゅき……♡ ちゅ……♡  ん、ひぁ……♡ 」 愁ちゃんの指先が太ももを撫でるたび、肌が ぞくぞく痺れて……触れたところから熱が伝わって広がってく。汗をほんのり帯びた自分の肌が、柔らかくて、撫でられるたびにじゅんって濡れるみたいに敏感になってるのがわかって。 その手がするりと滑って、お尻をパンツ越しに ぎゅっと揉んで―― 「ひゃ……っ、あ……ッ♡ 」 息が跳ねて、腰まで勝手に揺れちゃう。 布が食い込んで、谷間にぐいぐい押し込まれて、ぱつんと張った下着の隙間に、裏筋とたまたまが苦しく擦れて……それが逆に、気持ちよすぎて やめらんない。 揉まれるたび開いたり閉じたりするお尻に合わせて、お尻の穴もひくひく反応して……お腹の奥の疼きが、どんどん大きくなってく。 「んちゅ……っ、ふ……っ……♡ 」 甘い水音に溶かされながら、下着が細い紐みたいに食い込んで……自分で自分のいやらしさに赤面するくらい、じゅわっと濡れが滲んで。  その手が、ふわりとお尻を離れて――セーラー服 の裾の下に潜り込む。 背中を撫でて、脇腹をなぞって、胸元へ……。 触れられる前から、胸の先がきゅうんって硬く なってるのが自分でもわかって、余計に恥ずかしいのに止められない。 「ちゅ……っあ……♡ 愁ちゃ、ん……っ♡ ちゅる……♡ 」 乳首に触れられた瞬間、全身が痺れて、キスの 合間に漏れた声は、もう甘えと期待で震えてた。 「ぷ……ぁ……ンン……ッ♡ 」 恥ずかしいくらいに硬く尖ってる乳首を撫でられると、唇が離れて体がふるふる震えて。 「……こんなに硬くして……可愛ぃ……」 その言葉に胸が痺れて、指がくりくりと転がす たび、背中が勝手に反り返っちゃう。 「ぁ……あ……♡ ぅ……あ……ぁ……♡ 」 やさしく摘ままれて、つねられて、指の腹で押されて――そのたび我慢できない声は 「ひゃっ……♡ ぁんっ……っ、んあぅ……っ!♡♡ んちゅ……ッ♡ 」 キスの中に声を吸い込まれて、胸も舌も同時に とろとろにされてく。  ねっとりと舌と舌を絡めながら、乳首をいじられて……気持ちよすぎて、もうどうしようもなく欲しくなって。 「ぷぁ……ん……っ、あ、ぁんっ……♡ お口で……乳首……舐めて、っ、愁ちゃん……っ」 自分から言っちゃった瞬間、顔が熱で真っ赤に なった。 でも、愁ちゃんはふっと微笑んで―― 「うん……。」 くいっとセーラー服を捲られて、愁ちゃんの熱を帯びた唇が、直接乳首を深く咥えた瞬間―― ぞわぞわって背中に電気が走った。 「んぁっ……♡ あっ……ふ、ぁんっ……♡ 」 唇の中で舌が先端を転がして、じゅるじゅるっていやらしい水音まで響いて。もう片方の乳首に、ひやりとした指先が触れて―― 「ひゃぁっ……っ、んっ……んぁぁ……♡ 」 くにくにってつままれて転がされると、胸の両端から熱が溢れだして、腰が勝手に浮いちゃう。 「ぁ……凛……ほんと……可愛い声……もっと、 聞かせて……ちゅっ……」 低い囁きと一緒に、今度は逆の乳首を唇が覆って、甘噛みされて、舌でぐりぐり押し潰されて。もう片方は指でくにくに、こりこり弄ばれて―― 「んぅぅっ……んんっ……っ……あっ、ぁああっ……♡ 」 片方がじゅるじゅる吸われて、もう片方がきゅって摘ままれる。交互に責められるたびに、喉の奥から切ない声が勝手に零れて止まんない。 「ちゅっ……ん、もっと……感じて……」 「んぁっ……んっ、あぁん……だめぇ……っ、 愁ちゃ……んんっ……♡ 」 くちゅくちゅって舌と乳首の水音が重なって、 身体がくねっちゃう。 そして、愁ちゃんの手が胸から離れて、ゆっくりとお腹を撫で下ろしてく。ぞわぞわって震える 感覚で、指先がおへそをかすめ、さらに 下へ……。 「んっ……はぁ、ぁ……だめ、そこ……今、触れられたら……んッ♡ 」 硬く熱くなったおちんを、湿ったパンツ越しに 指でなぞられて。 「……だめ……?」 少し首を傾げて、優しい声。 「ふッ……ぁ……♡ だめ……じゃない……♡ 」 「……やさしく、するからね……」 その囁きで、もう腰が逃げられなくなってて……。 「ぅん……して……いっぱぃ……♡ 」 愁ちゃんの指が、パンツ越しにボクのおちんを ゆっくり撫でた瞬間――「んひゃぁっ……♡」って声が漏れて、腰が勝手に震えた。 湿った布が亀頭に、たまたまに、ぴったり張りついてて、先走りがじわぁって滲んでるのが自分でもわかって。 「ぁ……あ……気持ち……い……ぁ……♡ 」 ぐちゅ……くちゅ……♡ 指先が擦れるたび、透けてしまいそうなくらい濡れて、綿のパンツが いやらしく色を変えてく。 「……こんなに濡れて……凛、すごい…… えっち……」 耳元に低く囁かれて、胸の奥がびりびり痺れる。 「んっ……やぁ……♡ だって……愁ちゃんが…… そんなふうに触るから……っ♡」 必死に言い訳しても、指でこりこりって布ごと 先っぽを押されると、蜜がまたとぷ……って 溢れて、じんわり広がってく。 ぬちゅ……ぐちゅ……じゅる……♡ パンツが擦れるたびに先っぽに吸い付いて、 こすられて……お腹の奥が溶けちゃうみたいに 熱くなって。 「や……ぁっ♡ そ、そこ……ッ♡ 先っぽ……布が……ひっついて……っ♡」 情けない声が出ちゃうのに、愁ちゃんは「うん、可愛ぃ……もっと聞かせて……」って優しく囁いて、さらに指をねっとり滑らせる。 布越しの擦れが限界まで昂らせた頃、パンツを ちょっとずらされて――ボクのおちん、ふるんって露わになった。 空気に触れた瞬間、じゅわぁって蜜が先っぽから零れて、愁ちゃんの手に絡む。 「はぁ……♡ ぁ……恥ずかしい……っ、愁ちゃん……こぼれて……とまんなぃ……っ♡ 」 「いいよ……凛の全部、俺に見せて……」 そう囁かれながら手のひらで包まれて、上下に しごかれて――ぬちゃ……ぬちゅ……とろぉって音が重なって。 親指で先端をくりくりされると、蜜が糸を引いてぬるぬる絡みついて……。 「んッ♡ だめぇ……っ、もぉ……でちゃ…… うぅ……♡」 「……がまんしないで。気持ちよくなって……♪」 甘い声と同時に、根元をぎゅっとしごかれて―― 「ぁッ♡ ぁああッ♡ い、イクッ♡ イッちゃ……ぁぁぁぁッ♡♡」 びゅるっ……びゅくっ……びゅるるるぅぅぅ……♡♡ 先っぽから精液が勢いよく弾けて、愁ちゃんの 手のひらに散る。 「ぁあ……ぁ……♡ 」 腰ががくがく痙攣して、声も止められなくて、 涙までじんわり浮かんで。 「……凛、ほんとに可愛いょ……」 愁ちゃんの囁きと手の温もりに包まれて、僕は 蕩けるみたいに果てて――

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