「な、なぁ、チロ、お前が父さんに言った願いって……」 「そんな事、もう分かってるのに聞いてくるの？大丈夫だよ、繋の身体、すごく綺麗だから。ヒトの身体、こんな風に見るの初めて。それに……あたたかくって触っててすごく気持ちいい……」 ビビった俺は話をしてその手を止めようとしたけど、無駄だった。 「うわ……っ、チロ、どこ触って……」 「ふふっ、身体も大きいからかな、こっちも大きいね。先っぽ真っ赤になってていちごみたいで美味しそう……」 俺を裸にしたチロはその小さな手で俺の身体を撫でて、どんどん下の方へとその手と身体を移動させていき、俺の股間でその動きを止めた。 自分の手しか知らない俺の分身は、チロの両手に包まれ、息を吹きかけられてすぐに勃ちあがって堅くなってしまう。 「や……やめ……っ……！！」 強烈な快感と共に、目の前に口を大きく開けて少し苦しそうに俺のを咥えているチロの顔が俺から考えるという事を奪っていく。 「……っあ……ッ……！！」 自分でも信じられないような声が出て、変な呼吸を繰り返していた。 友達だと思ってたチロにこんな事させてしまって、それなのにすごく気持ち良くて。 もう、何が何だか分からない。 「うぁ……っ、イクっ、あぁ……ッ……！！」 気がついたら、俺は身体をぶるぶる震わせながらチロの頭を押さえつけてイッてしまっていた。