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第47話

ふたりでも少し余裕のある風呂にゆったり浸かる事もなく、俺たちは慌ただしく風呂に入るとそのまま服も着ないで寝室に直行していた。 「や……っ、せんぱい、何でそんなに顔近づけて……っ……」 「だってさっき勢いで挿れちゃったでしょ?傷つけてないかなって思って……」 「ひゃ……ぁっ、んん……ッ!!」 雅美くんを四つん這いにしてその孔の入口と自分の指に机の引き出しにしまい込んでいたローションを垂らすと、怪我をしていないかソコを指で拡げて内部を確認する。 見た感じでは出血している様子もなく、その色付いたピンク色が可愛くもあり、いやらしくも見えた。 「大丈夫そうだね、良かった」 「だ……大丈夫じゃねぇ……っす。先輩が使ったやつ、絶対ヘンなモン入って……うぁぁっ……!!」 柔らかくなっている入口は俺の指の侵入をあっさりと受け入れ、奥にある感触が違うトコロを刺激すると雅美くんの身体は大きく震えた。 「ん、ココ、一番イイところかな」 「あぁっ、んぁぁっ、せんぱいっ、ソコ、ゆびじゃなくてせんぱいので……っ……」 俺の指の動きに合わせて腰を振りながらおねだりしてくる雅美くん。 「さっき、そんなに良かったの?俺、全然余裕なくて乱暴だったと思うんだけど……」 「は……はいっ、ひ…ひとりで練習してた時と全然違ってました……あぁぁ……ッ!!!」 前で再び勃起していたモノを手で包み込むと、雅美くんはその上ずった声のボリュームを上げてくれた。 「……なら、俺動かないから自分で挿れていいよ。今、準備するから」 「え……っ……!?」 俺は雅美くんから離れると、ローションの近くに置いていたコンドームを身につけてベッドに仰向けになる。 雅美くんは体勢を変えてその様子を驚いた顔をして見ていた。 「出来たよ、雅美くん。おいで」 「は……っ、はい……っ……」 恐る恐る俺に跨り、ほぼ完勃ちのソレを少しずつ受け入れてくれる。 「あっあぁっ、せんぱいっ、先輩の……ッ、オレのナカでドクドクしてる……うぅ……ッ!!」 そのいやらしくて可愛い姿に見蕩れていると、雅美くんは半分くらいのところまできていきなり俺のを全て収めてきた。 「せ……っ、せんぱい…っ、き、気持ちいいすか……?」 それから荒い呼吸を繰り返しながら俺のために、いや、もしかしたら自分のためもあるのかもしれないけど、ゆっくりと腰を動かしてくれる。 「ん……ッ、すごく気持ち良いよ……っ……!!」 むしろ気持ち良すぎてイきそうなくらいだ。 「が…我慢しないでイッていいっすから……あぁ……っ……!」 ゆっくりと動きながら雅美くんは自分のイイところに俺の鬼頭を擦り付け、その度に俺のを締め付けてくる。 「雅美くん……ッ……!」 俺、その快感をもっと味わいたくて下からソコを突いていた。 「やぁぁっ、ソコばっかりされたら……あぁぁッ……!!」 その度に聞こえる液体の滴る音と雅美くんの喘ぎ声、そして一層俺を締め付けてくる孔。 堪えられなくなって、俺はコンドーム越しではあったけど、雅美くんの中でイッていた。 雅美くんも俺の上で潮を吹いてくれて、その恍惚とした顔を見られた事にすごく幸せを感じたんだ。

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