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第五章・6

『お継父さん、やめて!』 『いいなぁ、その響き。ぞくぞくするぜ』  男は、藍の二番目の父親だった。  藍の母と再婚したが、さっさと彼女に捨てられた甲斐性なしだ。  熱く、分厚い舌が藍の肌を蹂躙する。 『いや、だ。いやだ、やめて!』 『うるさい。もう、黙ってろ』  継父の太い指が、藍の蕾をこじ開けてくる。  涙を流して抵抗する藍に、継父は舌打ちした。 『ちっとも濡れてねぇ。お前、ホントにΩか?』  ローションだって、ただじゃないんだぜ、と勝手なことを言いながら。  潤滑剤で、後ろをねちねちと濡らしておいて、  愛もなく、継父は藍を刺し貫いた。 『あぁあ、あ!』 『でもよぅ。お前のナカは、最高に具合がいいぜ』  腹を突き破らんばかりに、ドスドス突いてくる継父から、藍は殺意すら感じていた。 『うぐ、うぅん! うっ、うッ、うぐうぅ!』 『今度また、俺のダチを連れて来るからよ。ちゃんとご奉仕するんだぜ?』 『い、いや。いやだ。やめて!』 『一人につき、一万円。ぼろい商売だぜ』  笑いながら、継父は生温かい精を藍の体内に放った。

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