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第七章・2
「雅貴、さん。雅貴さん、僕は。いけない子、です」
「大丈夫。君は、悪くない」
雅貴は、藍の求めに応じていた。
傷を舐めていた舌は、すでにその小さな乳首をとらえていた。
唇で挟み、舌先で掘り起こす。
舌腹で舐め、ゆるく吸う。
「んぁ、あ。あ、はぁ、はぁ。んッ、あぁ」
「藍くん、気持ちいいか?」
だったら、私は嬉しい。
そう言うと、雅貴はそっと藍のパジャマをずらした。
白い尻が、ダウンライトの下にあらわになる。
その秘所に、雅貴は指を当てた。
「ひぅっ!」
「怖いか?」
藍が首を横に振り、短い髪が散る。
ゆっくりと埋め込んでいくと、そこはしっとりと濡れていた。
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