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第24話

 「セックスしたい」って言ったら、半年ぐらい前なら「は?」って睨まれてたのに、今は許される。本当に恋人になってんだなぁって実感して嬉しくなった。  今日は小焼の準備からだ。普段は小焼が自分でしてくれてるけど、腸内洗浄なら、医者であるおれがしたほうが確実だと思う! まあ、小焼は几帳面な性格してるから、汚れるようなことはなかったけど!  トイレは二人で入るには狭いから、ドアを開けたまま。ズボンと下着を脱いで下半身だけ露出してる小焼の姿に、既におれのエクスカリバーは抜けそうになってる。トイレだから、脱いで当然だけど、すっげぇえっちだ。 「あまりじろじろ見ないでください」 「わりぃ。小焼が美術館の彫刻のようにえっちだからさ!」 「お前は美術館の彫刻をそんな目で見てるんですか? ダビデ像に興奮するんですか?」 「そこまで極めてはねぇけど、筋肉がえっちだよな!」 「はあ……」  小焼は理解できないと言った感じのため息を吐く。  それより、腸内洗浄だ! 小焼の尻を撫でて、肛門の周りをほぐしてやる。既に感じてるのか小さく呻いた。  浣腸を挿して、薬をゆっくり注入する。おれがさっきからポケットに入れてあっためてたから、お腹が驚いて痛くなることはないはずだ。  注入してやったら、おれは退場する。だって、小焼も見られたくないはずだし。ドアを閉じて、先に風呂場に向かっておいた。  ぬるま湯とシリンジの準備をしていたら、小焼が来る。頬がほんのり赤くて、えっちだ。色気むんむんだ!  互いに服を脱がせあって、全裸になった。すでに完全体になりつつあるエクスカリバーを見て、小焼は「早くないですか」とこぼした。 「だって、小焼とセックスできるって考えたら、おれ、もう、居ても立っても居られねぇもん!」 「中学生なみですよ」 「仕方ねぇじゃんか! 好きなんだから!」 「……好きなら仕方ないですね」  浴室に入って、小焼にシリンジでぬるま湯を注入してやる。水が透明なったら洗浄完了だから、何回も入れて、出して、を繰り返す。  その間にも、おっぱいを揉んだり、キスしたりして、愛撫する。ふかふかのおっぱいは揉み心地が最高だ! 「胸ばかり触るな!」 「ふかふかおっぱいだからつい」 「ばか」 「ん。バカだよ。それも、おまえのことが大好きなバカだぞ! ほら、洗浄終わった!」  水は濁らなくなった。もう準備完了だ。  小焼の尻を揉んで、秘孔に指を挿してやる。楽に入るようになってんのは、日頃の特訓の成果かもしんねぇな。指を曲げて、小焼の好きな場所を指の腹で撫でてあげる。 「っ、ん……!」 「洗いっこすっか!」  もっといっぱい触り合いたくなった。  指を引き抜いたら、小焼は怖いぐらいに綺麗な赤い目で睨んでくる。ボディソープを自分のおっぱいに塗って、おれの前にしゃがんだ。  これは、エロ動画で見たことあるやつだ! 「パイズリしてくれんのか! 嬉しい!」 「お前はずっと嬉しいんですか」 「小焼がおれに何かしてくれんのは全部嬉しいんだ! んっ、ぁ……! きもち、い! やっばい! おっぱいきもちい!」  おっぱいでちんこをごしごし洗われて、すぐにイッちまいそうになる。あんまり早いと恥ずかしいから我慢だ! 奥歯をぐっと噛み締めて、襲いくる快感と戦う。  ちんこ以外もおっぱいで洗ってくれるらしい。なんてサービスだ! 超ベリベリえっちだ! 「小焼、交代! 次、おれがおまえを洗う番!」 「では、お願いします」  はい、とスポンジを渡された。さすがにおれはおっぱいで洗えないから、普通に小焼が普段から体洗う時に使っているスポンジだ。  あわあわにしてから、まずは背中側を流してやる。広くて逞しい背中だ。おれとは段違いにマッチョだ。おれもこれぐらいマッチョなら良かったのにな。  前を洗っていく。乳首にスポンジが触れる度に小焼は呻く。ご立派なちんこも既にバッキバキだ!  ちんこを扱きつつ洗いつつ、キスをした。舌を絡ませて、くちゅくちゅ、音が鼓膜によく響く。 「っ、な、つき……!」 「イキそうか?」  先の方をキュッと握ってやったら、手にドクドクが伝わってきて、床に白濁が散った。  小焼はもう発情した猫のようにとろーんとしてる。 「小焼すっげぇエロい顔してる!」 「ばか!」 「いや、ほんと、エロい! ベッドで続きしような」  お風呂場でセックスも憧れっけど、小焼の負担を考えたら、やっぱりベッドがいちばんだ!  体をそこそこに拭いて、全裸のまま小焼の部屋のベッドにインした。

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