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第30話
ライブハウスで痴漢被害ってのは聞いたことあったけど、まさか小焼にやるやつがいるとは思わなかったや。どう見たらこいつが「ちかんこわーい」と言うように見えんだよ。やるならおれにやれ! いや、やられたくねぇけど!
小焼の家に辿り着く。家に入るや否やキスされた。それも超濃厚で頭がとろけちまうくらいえっちなキスだ。相変わらずキスが上手くて困る。腰砕けちまいそうなくらい気持ち良いんだ。
そんで、なかなか息ができない。小焼はプールで慣れてんのかもしれねぇけど、おれは苦しい。ご立派な胸を叩いて訴えてみる。
「っ、くるし、から!」
「早く触れ」
「ん。そんなに嫌だったか?」
「……夏樹以外に触られたくないです」
あーもう! 何でそんなに可愛いこと言うんだこのゴリマッチョ! おれよりずっとムキムキだってのに可愛く見えちまう! 顔だけ見たら美少女のような麗しさがあっけど、体はゴリゴリのムッキムキだ。全力で殴られたらおれはワンパンで死んじまうと思う。
そんな小焼の胸を触る。玄関でこんなことすんのはエロ動画くらいだと思ってたけど、本当にする日が来るとは思わなかったや。
このまま玄関でセックス……なんてことはなく、戸締りをしっかりして、小焼はおれを抱き上げ、部屋のベッドに乱暴に放る。
「『待て』」
「ここで『待て』かぁ。わかった! 待つ!」
少し口角を上げて小焼は部屋を出ていく。きっと準備をしてくるんだと思う。
準備するイコールセックスするってことを考えたら、すっごいエロい。小焼はおれに抱かれるために準備してくるわけだし。……想像しただけでエクスカリバーが元気になっちまったや。
いつも回数が多いって怒られっから、今のうちにちょっとだけ……。
「っ、ん。は、……ぁ! ぁ、こや、け! 小焼ぇ!」
ベッドにちんこを擦り付けるように腰を揺さぶる。枕は小焼の匂いがいっぱいだ。布団にもいっぱい。小焼の匂いで最高に気持ち良い。頭がほあほあする。そろそろ限界が近い。ティッシュどこだ、ティッシュ。
「『待て』と言ったのに」
「ぁっ! 小焼ぇ! ごめ、んっ! ぁあぁっ!」
「それでこそ夏樹らしいですけどね」
戻ってきた小焼に身体をひっくり返されて、乳首を抓られて、出しちまった。
おれの出した精液を指で掬い上げて舐めてる姿は目に毒だ。超絶エロい!
で、今から言うセリフはもうわかってる。
「まずい……」
「セクシー女優さんはすごいってのがよくわかるなぁ」
「あれは擬似精液かもしれませんけどね」
「どっちにしろあんまり美味くねぇだろうよ」
おれは自分が汚した部分をティッシュで拭き取りながら会話を続ける。
小焼は下着姿で来ていた。既に勃起してそうだ。ご立派様が外に出たそうにしている。
おれは自分の服を全部脱いでから小焼の下着をずり下ろした。きっとイラマチオして欲しいはずだ。足元に座ったらすぐに口にちんこ突っ込まれた。
「んー! んんっー! んっ、んーん、ん!」
「は、ぁ……ぁ……ぁ……」
喉奥にちんこが入る度に反射的に吐きそうになるから、声を出して喉を拡張する。
小焼としたら喉奥でぎゅっと締め付けられたいんだろうし、おれが吐くのを見て喜ぶだろうけど……、吐いてばかりもいられない。
小焼はおれの頭を掴んで、気持ち良さそうに腰を揺らす。目を閉じて「はあはあ」息を吐いてるのがエロい。見上げたらおっぱいもぷるんと揺れてるし、とびきりえっちだ!
急に頭を押さえつけられる。イク時は言ってくれって頼んだけど、もう忘れたか嫌がらせかだな。喉射されたから、頑張って飲み込んで、口を「あーっ」てして舌を見せてやる。こうすれば小焼は喜ぶ。ほら、おれの頭を撫でてくれた。嬉しい。
「おれシャワー浴びてねぇけど」
「別に良い。夏樹の汗の匂い好きです」
「えー、もー! そんな可愛いこと言うなよ! ますます好きになっちまうじゃん!」
「まだ伸び代あるんですね」
「あったりまえだろ! おれの小焼への愛は測れないくらいに伸び代あんぞ!」
と言いつつおっぱいにタッチする。ぷるんとふかふかで触り心地が良い。最近は乳首だけじゃなくておっぱいを揉んでも感じるようになってくれたようで嬉しい反面、誰かにイタズラされないか心配だ。
2人でベッドに飛び込んで、いっぱい触り合う。ちんこ擦り合ったり、パイズリしてもらったり、いっぱいいっぱい触り合った。
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