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こうなるわな
まあ、最後はこうなるわな。
そこから寝る支度をして一緒にベッドに入ってすぐ。今のこのエロい状態になるまでさして時間はかからなかった。しかも、今度も仰向けで両脚を上げられた途端、電光石火の早さで媚薬クリームを塗られた。アソコだけでなく、胸にも塗られた。
それから30分。最初に塗られた時と同じか、それ以上の疼きが慎弥を襲った。とにかく、少し触られただけで慎弥の体が波打った。
喘ぎながらも抗議する。
「ちょ……あっ……2回目は塗んなくても……んっ……よかったんじゃねーの??」
「なんで?」
「だって……俺……んぁっ……もう吹っ切れたって……言ったじゃん」
「だってさぁ、凄えエロかったし。もう一回見たかったから」
「はあ?? ちょ……んっ……これ……何回もはキツいって」
「今度からはやらねーから。初めてだし、スペシャルな」
「いや、スペシャルって……あ…ん……普通は初めての方が……あっ……無難にノーマルだろ??」
「もういいじゃん、塗っちゃったし。そんなに喋る余裕あるんだったら、大丈夫だろ」
「いや、でも……んあっ」
これ以上は何も喋らせまいと思ったのか、須藤が急に愛撫を強めてきた。胸の尖りをちゅうっ、と強くしゃぶられて、慎弥の体が仰け反った。
「あっ……や……ああっ……」
すっと、須藤の指が慎弥の孔へと移動していくのを感じた。それだけで、慎弥の中が更に熱くなり、須藤の指を待っているのだった。そんな自分を自覚して恥ずかしくなる。
ぐっと須藤の指が中に入れられた。今日1日で、何度この指に弄られたか。
「……すんなり入ったな」
そんな須藤の言葉に答える余裕もなかった。波のように押し寄せる快感に喘ぐことしかできなくなっていた。
「んっ……んっ……あっ……ああっ……」
この時点で、羞恥心はどこかに吹き飛んだ。ただひたすら、須藤の指と舌の動きに集中する。激しいのに。どこか優しくて。意外なところで須藤の『愛』を感じた気がした。
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