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第42話 最悪、だ!

4ー9 最悪、だ! アメリは、一生懸命に吸い付きそこに軽く歯をたてながら俺の乳をなぶった。 「ふ・・あぁっ!」 俺は、アメリが満腹になるまでに何度も達してしまっていた。 アメリは、気がすむまで俺の乳を吸うと、ぐったりとしている俺の体を壁際にもたれさせ、生活魔法で俺の汚れた服や体をきれいにしてくれた。 そして。 アメリは、俺の隣へと腰を下ろした。 「・・ごめん、レン」 「何が?」 俺がきくとアメリは、涙目で俺を見上げた。 「いっぱい、俺、レンに酷いことした・・」 ああ? 俺は、アメリを見下ろして睨み付けた。 今さら、何、言ってやがる! 「わかってんのかよ?」 「うん」 アメリは、俺に頷いた。 俺たちは、しばらく黙って座っていた。 「わかってんのなら、もう、いい」 俺は、アメリにそっけなく答えた。 「もう、2度とやるなよ!いいな?」 「うん・・」 アメリは、微かに頷いた。 俺は、立ち上がろうとしたんだが、アメリに手を掴まれてまた、座り込んでしまった。 「なんだよ?」 「イーサンと」 アメリは、俺に訊ねた。 「イーサンと寝たの?」 「あぁ?」 俺は、あの後のことを思い出してぼっと顔が火照るのを感じていた。 アメリは、目尻に涙を滲ませた。 「やっぱり!イーサンと寝たんだ!」 「んなわけがねぇだろうが!」 俺は、昨夜のことに思いを馳せていた。 アメリにセクハラされて気を失ってしまった俺が目を覚ますと、そこには、なぜかアメリではなくイーサンの姿があった。 「イー、サン?」 俺は、ぼんやりとした意識のまま体を起こした。 わゎっ! 俺は、裸だった。 「な、なんで?」 俺は、すぐに、何があったのかを思い出してしまった。 うぅっ、最悪、だ! 「アメリ、は?」 「神子は、眠っています」 イーサンが俺の体をそっと横たわらせる。 「早熟とはいえ、まだ子供ですから。あなたに自分のマナを送り込んで、マナ切れで眠ってしまいました」 マジか? 俺は、アメリにされたことを徐々に思い出してきて頬が熱くなってくるのを感じていた。 な、なんてことをしてくれたんだ、あのガキ! 俺は、両手で顔を覆い隠した。 恥ずか死ぬ! もう、俺、お婿にいけない!

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