68 / 123
第68話最初が肝心ですか?
6ー11 最初が肝心ですか?
「もちろん、最初は、肝心だ」
アメリが仮面を外し、ローブを脱いで裸になった。
成長したアメリは、意外と筋肉質で背が高かった。
俺は、アメリの逞しい胸を見て、頬が熱くなるのを感じていた。
「この俺が、まずは、レンの体を開こう」
「まあ、早まるな。神子殿よ」
ふっと笑ってレイテが俺に見せつけるようにローブを脱いだ。
小柄なレイテは、細身だったが決して 痩せ細っているわけではなかった。
美しいニンフのような中性的な、だが、引き締まった体に俺は、息を飲んだ。
「花嫁も神子も初めて同士。花嫁の負担を軽くするためにも、ここは経験のあるものが加わる方がよかろう」
「ならば」
イーサンが仮面をとって、ローブを脱ぎ捨てる。
「1番、レンの体を知っているこの私が加わるべきでしょう」
「俺は、しばらく観戦させてもらう」
ルイスが椅子に腰かけたまま仮面をとると、俺に微笑みかけた。
レイテがふん、と鼻を鳴らした。
「好きなようにしろ」
「まあ、そうツンケンするな。我々は、みあ、聖母殿の夫なのだからな。仲良くしようではないか」
最後の仮面の男が低い声で言った。
「みな、これから同じ相手と愛を交わし、義兄弟となるのだからな。仲良くしようぜ。
「では、始めようか」
アメリがベッドの上の俺にそっと近づいて来た。
「レン・・怖がらないでくれ」
「こ・・怖がってなんて・・」
俺は、後ろずさりながらアメリを見つめてひきつった笑いを浮かべた。
「ただ、その・・」
「うん。わかってる、レン。俺に任せて」
アメリは、俺の身に付けていてベールを奪い取って俺を裸にすると俺の方へと這い寄ってきた。
「レン、好きだ。愛してる」
「・・アメ、リ・・」
「ここ・・立ってる・・」
アメリは、俺の両足の間に手を触れてきた。
「何?この帯は?」
アメリは、鍵を外そうとしてカチャカチャいわせていたが鍵は外れなかった。
イーサン・・ルーシェがアメリを押し退ける。
「ここは、私が。あなたは、乳でも吸っていてください」
「ちっ!偉そうに!」
アメリが舌打ちしてから俺の胸に手を伸ばしてきた。
きゅっと摘ままれて、俺は、びくっと体を痙攣させた。
「レン・・もう、感じてるの?」
アメリが俺のそこを指先で弄りながら俺にキスした。
「んぅっ・・う、るせっ!」
俺は、アメリに敏感な蕾を摘ままれ、引っ張られてその痛み混じりの快感に体をそらしてなき声をあげた。
「あっ・・ひぁっ・・やめっ・・そんな強くしちゃ・・」
「こっちも」
イーサンが俺の緩く立ち上がっているものを手に取り先端へと爪をたてた。
「ふぁっ!」
「こんなに濡らして。はしたない人、だ」
アメリに胸を吸われ、イーサンに下を擦られ、俺は、堪らず達してしまった。
ともだちにシェアしよう!