97 / 123

第97話 孕ませて

9ー6 孕ませて 俺は、下へと体をずらすとそこを閉じている紐を口で引っ張って解きズボンを下ろした。 もうすでに下着は湿っていてシミができていた。 俺は、そこを布越しに咥えて吸った。 「レン!レンが、そんなことしなくってもいいんだ!」 「いや、する」 俺は、アメリを咥えたままくぐもった声を出した。 「俺ばっか恥ずかしいとこ見られて、不公平だ」 「不公平って・・」 俺は、アメリの匂いを鼻孔いっぱいに吸い込んだ。 雄の匂いに頭がくらくらする。 俺は、アメリの下着も下ろすとピョコンと出てきたアメリの屹立を見た。 思ったよりも、ずっとでかい! 俺は、おずおずと舌を這わせた。 あっ。 アメリの味がする。 俺は、夢中でちゅぱちゅぱとそこに吸い付いた。 「んぅっ・・」 アメリが身じろぎした。俺は、懸命に吸い、舌で奉仕した。 なのにアメリは、なかなかいかなくって。 なんで? 俺は、顎が痛くなるまでがんばったけど、アメリは、いかなかった。 俺は、すっかり涙目になっていた。 俺、もしかして下手なの? 「もう、いいから、レン」 アメリが呼吸を乱して俺の頭を押さえた。 「それ以上されたら、レンの口に出ちゃうよ」 「出せばいいじゃん!」 「いや」 アメリは、俺の体を引き上げると俺の尻を両手で掴んだ。 「ここに、入れたい」 ええっ? 「レンを孕ませたい」 アメリの言葉に俺の体の最奥がきゅん、と疼いた。 「いいよ」 俺は、アメリのことを見下ろしていた。 「孕ませてくれよ、アメリ」 「レン」 アメリの指が俺の尻を割って奥へと伸びてくる。 つぷっと中へと指を差し込まれて、俺は、体を固くした。 「力を抜いて」 アメリが俺を見上げている。俺もアメリを見つめていた。 アメリは、指を2本に増やしてそこを拡張し始めた。 今までにも拡張されたことがある俺のそこは、すんなりとアメリの指を咥え込んだ。 「レンのここ、濡れてるよ」 アメリの声に俺は、答えた。 「んなわけが、ねぇだろ」 男のここが濡れることなんて、あるかよ! アメリは、クスクス笑った。

ともだちにシェアしよう!